【塗料の種類と選び方】メリット・デメリット徹底比較

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『【塗料の種類と選び方】メリット・デメリット徹底比較』となります。

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外壁塗装の塗料(ペンキ)について、ご紹介します。

塗料の世界でも技術開発が盛んです。

この技術開発によって、新しい塗料が発売されたり、従来の塗料でも、品質が高く、かつ価格の安い塗料が出回っています。

●塗料の種類

塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素に大別されます。

従来は、この4種類が主流でしたが、近年ラジカルという塗料が加わって、現在では5種類となっています。

このラジカルが開発されるまでは、シリコンが主流でしたが、ラジカルが開発されてからは、シリコンとラジカルが主流となっています。

●アクリル

一般の住宅に使われている塗料のうち最も安価な塗料です。

ただ耐用年数の低さから、最近はあまり使われていません。

とにかく、1回の施工費用が安いので、気軽に塗り替えることが出来きるのがメリットです。

代表的な製品名 「オーデグロス」、「プリーズコート」など

●ウレタン

以前はこのウレタンが主流でしたが、現在では耐久性などの問題から、ほとんど使われなくなりました。
ただし、密着性や柔軟性が高いため、雨どいや破風板(はふいた)などの付帯部で使われています。

代表的な製品名 「クリーンマイルドウレタン」、「水性ファインウレタン」など

●シリコン

値段がそれほど高くなく、寿命が比較的長いことから、現在では最もシェアの高い塗料です。

代表的な製品名 「ファインシリコンフレッシュ」、「サーモアイsi」など

●フッ素

高級塗料の一つです。
耐久性が非常に高いだけでなく、汚れがつきにくく、落ちやすいなどのメリットがあります。

代表的な製品名 「ファイン4Fセラミック」、「クリーンマイルドフッソ」、「ルミステージ」、「サーモアイ4F」、「クールタイトF」など

●ラジカル

ラジカルは最近人気が急上昇している塗料です。
価格帯がシリコンと同程度なのに、シリコン以上の耐久性を持っているからです。

ラジカルは、従来の塗料にはない高気密性を持っています。
一般塗料は、紫外線があたると「ラジカル」という塗膜を劣化させる成分が発生してしまいますが、このラジカル塗料は、発生したラジカルをバリアの中に封じ込める機能を持っています。
このラジカル制御により、シリコンを上回る優れた耐候性を実現できるのだそうです。

代表的な製品名 「パーフェクトトップ」、「エスケープレミアムシリコン」など

●高機能塗料

ラジカル塗料の他にも、次のような高機能塗料も注目を集めています。

<光触媒塗料>
自ら壁を綺麗にするセルフクリーニング機能を備えた画期的な塗料。
ちりやほこりなどがつきにくく、汚れがついたとしても自分で分解して、雨などと一緒に流す力を持っています。
汚れがつきにくく、耐久年数が長いという性質があります。

<セラミック塗料>
塗料の中にセラミック(磁気)を入れたもの。
石材のように見えるため、スタイリッシュな仕上がりになります。
また、セラミックという性質から断熱効果にも優れています。

<ナノテク塗料>
アクリルシリコン塗料のひとつで、通常の塗料に比べて粒子が非常に細かいのが特徴です。
汚れや変色に強く、カビが発生しにくく、シックハウス対策にも効果がある点が魅力です。

<アステックペイント>
この塗料は外国(オーストラリア)で開発されたものです。

値段は多少高いようですが、美観、耐久、防水、防カビ、伸縮性に非常に優れており、塗装業界でも大変注目されています。

●溶剤による分類(水性、油性)

アクリル、ウレタン、フッ素などの塗料には、その溶剤から水性と油性に分けられます。
水性と油性の違いは、塗料を溶かす”溶剤”の違いです。
水性は、溶剤が水となっています。
これに対して油性はシンナーなどが一般的です。
シンナーは非常に有害です。
大量に吸えば中毒症状を引き起こすことがあります。
よって一般的には水性塗料の方が安全です。
ただし、水性塗料は種類があまり多くありません。
油性に比べて選択肢がやや少ないのがデメリットです。

●まとめ

塗料別の特徴(メリット、デメリット)をまとめておきましょう。


アクリル:耐用年数 × |コスト ◎

最も安価ですが、紫外線に弱く、湿気を通しやすい。
耐久年数は他の塗料よりも短めです。
現在はあまり使われていません。


ウレタン:耐用年数 △ |コスト ○

アクリルに比べて柔らかく、密着力が高いので曲面や細部の塗装に適しています。
少し前まではウレタン塗装が主流でしたが、耐久年数が高いシリコン塗装の価格が下がってきたため、ウレタンの人気は下がり傾向です。


シリコン:耐用年数 ○ |コスト ○

近年の価格安定と、最大15年という耐久性の高さで、主流となっています。


フッ素 :耐用年数 ◎ |コスト ×

とにかく長持ちする塗料です。

六本木ヒルズや東京スカイツリーの塗装などにも使われています。

高機能な塗料です。
一般住居ではあまり使われていません。


ラジカル:耐用年数 ◎ |コスト ○

近年開発された塗料です。

シリコンを上回る優れた耐候性があります。

価格はシリコンと同程度です。

性能はフッ素に近いことから、今後はシリコンに代わる塗料になると期待されています。


 

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15年相当の高い耐久性と温度上昇の主要因である近赤外線を反射する遮熱性に優れております。

外壁塗装をお考えの際はアステックペイントも選択肢の候補におすすめ致します。

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