【こんなことまでやっています】気になる外壁塗装の流れ!

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『【こんなことまでやっています】気になる外壁塗装の流れ!』となります。

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はじめての外壁塗装工事で気になるのは、一体どんな工事を行うのかですね。期間やお金がかかるものですが、なぜそんなに日数がかかるのでしょうか。

実際の工事でどのような作業を行うのかを見て行けば、外壁塗装工事が単にペンキを塗るだけではないことが分かります。工事の流れを順番に見てましょう。

1●足場架設

良い仕事をするにはまずは足場から。足場の架設は仕事全般に影響する大切な作業です。一般的には枠組足場(ビデ足場)が用いられます。枠組足場は作業性と安全性が高い足場で、スムーズに作業を行うことができます。

枠組足場を設置するのに十分なスペースがない場合や特殊な建物形状などの場合は、一部に単管足場(パイプ足場)が使われることもあります。

外側(道路側・隣戸側)にはきちんとメッシュシートを張って養生を行い、洗浄水や塗料などの飛散防止を徹底してご近所へも十分配慮します。

2●高圧洗浄

高圧洗浄とは、水を圧縮空気によって高い圧力をかけて噴出させ、その力で汚れやカビ・コケ、劣化した塗膜などを飛ばす作業です。強力な水鉄砲のようなイメージです。この高圧洗浄で建物全体を綺麗にしてから工事を行います。

汚れなどを十分に取らないでその上から塗装してしまうと、後で塗装面の剥がれが起きる原因となりますので、大事な作業です。

高圧の水で家全体を洗いますので、この作業の間は窓などはしっかり閉めておかなければいけません。

建物の状態や構造によっては、高圧洗浄を行うことで建物を傷めてしまう場合があります。そのような場合は低圧洗浄を行なったり、洗浄を行わない場合もあります。

洗浄を行った場合は三日から四日程度は乾燥に時間をかけます。きちんと乾燥させなければ水分が残って、その後の塗装の際に不具合が出る恐れがあります。

3●下地処理

塗装前の下地調整を行う前段階として、まずは古くなって浮いたサイディングにビスを打って止めたり、古い目地材(シーリング)を取り除いて新しいシーリングに打ち直しを行います。

モルタル塗りの場合にはヒビ割れの補修を行います。塗装してしまえばヒビは目立たなくなるものですが、それではただ隠しているだけです。時間が経てば再び同じ場所がヒビ割れを起こしますので、事前にきちんと処置を行います。

木造建築では外壁面だけでなく壁の内部建材の状態も判断して、処置が必要であれば補修を行う場合もあります。シロアリ被害や水漏れなども、この時に発見されることが多いです。

4●下地調整

塗装前に下地の状態を再度チェックします。高圧洗浄だけでは取れなかった汚れを取り除き、剥がれかかっている古い塗膜を除去します。

素材の表面を紙ヤスリやナイロンタワシなどで研磨して細かなキズを付け、塗料の乗りが良くなるようにして行くほか、金属部分のサビなども除去したり、壊れた箇所のパテ埋めなどを行って行きます。

これから行う塗装は、この下地の上に塗って行きますので、下地の状態が最終的な仕上がりに直接影響して来ます。下地調整は地味な作業に思えますが、仕上がりを左右する非常に大事な作業なのです。

5●養生

塗装作業は一般にローラーなどを用いて行いますが、慣れた職人であっても塗装部分以外へ塗料が付着させないことは難しいです。このため塗装の必要のない箇所をビニールなどで覆い、塗料の付着を防ぎます。これを養生(ようじょう)と言います。

駐車場の車やカーポート、植栽やタイル面などなど、養生する箇所は非常に多いですが、しっかり養生を行います。万が一に備えてご近所の駐車場の車にも養生をさせていただくことが多いです。

下地処理と養生をしっかり行う業者は信頼出来る業者です。逆にこれをおろそかにしている業者は良い業者とは言えないでしょう。

6●外壁塗装・下塗り

下塗りは塗装工事における基礎工事みたいなものです。下塗りの役割はその後に塗られる塗料の剥がれを防止することがメインです。色を付けるためではなく、どちらかと言えば下地処理の一種とも言えます。

外壁の素材に合わせて下塗りの塗料も変わってきます。鉄部にはサビ止め塗料を使い、木部には木の収縮に追従できる塗料が使われます。シーラー、プライマー、フィラー、バインダーなどの種類があります。

いずれも仕上がりの色とは別の色で塗装されますので、知らずに見るとビックリするかも知れません。これは下塗りが剥がれているかどうかを確認しやすくするためです。

7●外壁塗装・中塗り

中塗りは塗装に厚みを持たせ、仕上がりを良くする工程です。中塗りには上塗り(最終仕上げ)と同じ塗料が使われることが多いですが、外壁の状態によっても変わって来ます。

ヒビの多い壁にはヒビ防止の塗料を、汚れやカビ・コケなどが気になる壁にはシンナー系塗料を、というように外壁に合わせて塗料が選ばれます。

8●外壁塗装・上塗り

仕上げの塗装です。塗装は下塗り・中塗り・上塗りの三回が基本ですが、強い紫外線にさらされる壁面などは塗りの回数を増やす場合もあります。また木部や鉄部などは傷みの度合いによっても塗り回数が変わります。

中塗りと上塗りに同じ塗料を使う場合、中塗りをしたと言って省略して料金だけ請求する業者も存在するようです。大手塗料メーカーの塗料であれば中塗り用と上塗り用で微妙に色を変えている場合もあります。

このほか雨樋や雨戸、ベランダなどの付帯部分についてもタイミングを考慮して塗装して行きます。

9●確認

上塗りまで完了したら養生を剥がして、塗り残しや塗料の付着がないかどうか、まず業者自身によって確認します。もしも塗料の付着などが見つかれば、シンナー等で除去します。

その後はお客さん(施主)と業者によって最終確認を行います。足場が解体されてからでは塗り直しなどはできませんので、すみずみまで十分注意してチェックして行きましょう。

塗装工事はその後10年ほどはやり直すことがないものです。後々にトラブルとならないよう、念には念を入れて確認した方がいいでしょう。

10●足場解体・清掃

最終確認が終わり問題がなければ、メッシュシートを撤去し足場を解体します。ようやく家の全体像が見えて来るでしょう。塗装によって家の雰囲気がガラッと変わったことに気が付くはずです。外壁を塗装して良かったなと思える瞬間ですね。

ただ既に最終確認は終わっていますが、再度気になるところはないか確認した方が良いでしょう。昼間だけではなく、夕方や夜にも確認しましょう。光の当たり方によって、これまで分からなかった部分が気になることも有り得ます。

問題がなければ清掃をして工事は終了です。工事完了確認書にサインを行い引き渡しとなります。

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外壁塗装工事の一般的な流れは以上のようなものです。一緒に屋根の塗装を行う場合などは、足場を解体せずにそのまま屋根塗装も行われます。

これまで見て来た通り、塗装工事で大切なのは最後の仕上げの部分よりも、むしろその準備となる下地の処理や下塗りなどです。ここで手を抜いてしまうと一見綺麗に仕上がったと思えても、時間が経つと不具合が出てしまいます。

なるべく安い工事費用で…と思うのは人情ですが、必要な工程を省略することがないようにしましょう。見積書で分からない部分があればきちんと説明を受けることも重要です。良い業者であればなぜ必要かも含めて説明してくれるはずです。

適正価格でその後も長く満足の続く外壁塗装を選びたいですね。

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