外壁塗装業者の対応は施工にも表れる

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『外壁塗装業者の対応は施工にも表れる』となります。

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外壁塗装工事は、依頼をする業者によって仕上がりが異なります。
工事自体が熟練の腕前が必要になるからですが、実際に施工を行う職人によって大きく変わると言われています。
レベルの高い外壁塗装を希望するのであれば、優良な業者に依頼をすることが一番です。
悪質業者に引っかからないようにするために、どんな業者なのかを知るための方法を紹介します。

腕の立つ職人が在籍している業者かを見分ける方法

一般的に住宅リフォームを行う際には、まず近所にある業者を調べると思います。
その際には、インターネットで検索をして、ホームページをくまなく確認するでしょう。
これは外壁塗装業者に関しても同じで、まずは調べることから始めるのが普通です。
このような業者は、ホームページ上に職人の姿が掲載されているケースが多い傾向にあります。
その職人たちの姿を見て、何となくこの業者なら任せても大丈夫だろう、と思って選ぶ人もいるでしょう。
実際に業者に依頼をする前に、ホームページの何を見て判断すべきかを知っておくと、もっと気楽に選べるかもしれません。

塗装工事に必要な資格?

よく勘違いされますが、外壁塗装工事を行うための免許や資格というものはありません。
これは職人だけではなく、その業者についても言えることです。
一応は塗装技能士という資格はありますが、厳密にはこの資格を持っていなくても業務を行うことは可能です。

ただ業者に在籍している職人が、塗装技能士の資格を有していれば、その業者の技術的なものについては信頼がおけるかもしれません。
塗装技能士は1級と2級のある国家資格であり、1級は外壁塗装の現場経験が7年以上、2級は2年以上の経験があることが、試験を受ける最低条件になっています。
そのため1級塗装技能士の資格を有している職人は、既に7年以上の現場実績がある、という証になります。

資格の取得にも、かなりの知識が必要と言います。
塗料の成分色彩学や種類はもちろん、専門的な知識を持っていなければ答えられない筆記試験と、建材などに実際に刷毛などを使って塗装を行うという実技試験まで行います。
これだけでも、ぽっと出の素人が見よう見まねで受かるような、生易しいものではないことが解かります。
つまりは1級塗装技能士の資格を持っている職人がいる業者は、安心して任せられるという安心材料になり得ます。

①外壁塗装に関する資格の種類

塗装技能士以外にも、塗装業者の職人のレベルが高いと判断できる資格を紹介します。

○施工管理技士
工事に関わる職人のレベルや工事自体を精査し、現場をまとめられると認められた者の持つ国家資格

○足場の組み立て等作業主任者
5m以上の高さの足場を組む際に必要で、全体の指揮をする者が持つ国家資格

○建築士
建築物の構造を状態などから把握することができ、全体の設計や現場の責任者などを行える国家資格

②建設業許可を得ている業者

建設業にとって決められているルールとして、顧客と業者との間で結んだ契約が500万円以上になる工事に関しては、建設業許可証を有していなければ行うことはできません。
この許可証は、その業者が存在する自治体によって発行されるものであり、都道府県知事の許可が必要になります。
建設業者などが取得をすることが多い傾向にあり、外壁塗装や簡易的なリフォームを専門に行う業者は、必ずしも必要ではありません。
金額的に500万円以上になる大型リフォームを行うのは余程の工事であり、そこまでの受注を受けることは稀だからです。
そのため建設業許可症を取得していない業者だからと言って、特に違法などということはありません。
マンションなどの大規模修繕工事や、住居の増築や建て替えなどを行う業者は取得しています。

間違えやすいことですが、あくまで建設業務許可証は許可証であり、国家資格のような免許ではありません。
その業者が工事をしても良い、という許可を得ているだけであって、技術力を認めてはいないのです。
ただ信頼性はあるかもしれません。
大型工事を行える業者は、基本的に現場の安全対策やルールなどが厳格ですので、保証なども付けられている可能性は高いと言えます。

業者が従業員の教育に取り組んでいるか?

現場で塗装を行うことになる作業員の教育は、当然ですが業者で行うべきことです。
実際の現場で教えることもあれば、研修中や作業日以外の日に教育を行う業者もあるでしょう。
この教育は、そのまま現場での施工へと繋がりますので、業者自体がしっかり面倒を見なければなりません。
施工現場でどのような態度で施主と接するのか、そこでの施工技術は完璧なのか、などを研修に参加させたり、事前の技術講習などでしっかり教える必要があります。
この点を疎かにしていると現場で問題行動を起こしたり、顧客が安心して任せられなくなります。
稀になあなあになっている業者もありますが、そのような業者は今後は生き残ることは難しいでしょう。

①しっかりしている業者は勉強会に参加している

顧客満足度の高い業者は、基本的に社内での教育がしっかりしています。
作業員の対応や技術力、安全管理などが徹底しているのです。
そのような業者が行っている社員教育は以下のものが挙げられます。

「マナーについて」

○顧客へのあいさつや近隣住民へのあいさつ
○私語などの禁止
○身だしなみを整える
○喫煙ルールの徹底
○現場での振る舞い

「技術研修」

○正しい塗装の仕方
○劣化している箇所の補修方法
○塗料の扱い方

「塗料について」

○メーカー推奨の施工方法
○塗料の種類
○塗料の混ぜ方など

これらの研修内容や、実際に実施している姿をホームページに掲載していることもあります。
ただ「研修会を行っている」と記載されていても、いつの話なのか事実は解かりません。
そこに掲載されている画像を見て、職人たちがしっかりしているのかを把握することもできるでしょう。

②工事現場での私語厳禁

我が家の工事を請け負っている職人が、仕事とは関係のない話に花を咲かせ、そこに愚痴や悪口が混ざっていたら不安にかられはしないでしょうか。
もちろん工事自体にも不安が伴いますし、それ自体がクレームとなる業者も存在するかもしれません。
優良な業者の中には、仕事以外の私語の厳禁やスマホなどの使用自体を禁止しているところもあります。

③顧客に気を使わせない

以前は、施主側から施工業者に対して、飲み物や食事などの差し入れが当然のように行われていました。
顧客である家主が持て成すというのも慣例であり、古き良き時代の思い出にされている方もいるかもしれません。
しかし時代が進んだ現代では、多くの業者がそのような差し入れを断るようになりました。
これも時代の流れかもしれませんが、プライバシー的な配慮を業者側が徹底するようになったからです。

昔はトイレの使用も施主の自宅や近所の家で借りていましたが、現在では近隣の共同トイレを使ったり、長期的な現場では作業員専用の簡易トイレを設置しています。
どんなに施主が使っても良いと伝えても、業者側としては使用することはほとんどないでしょう。
作業員が工事で自宅の中を歩く際にも壁や床などには配慮が見られ、これも時代を反映していると言えます。

業者が施主の差し入れを断るようになったのは、顧客が万が一にでも不快に思うようなことがあってはいけない、ということが徹底して教育されているからです。
現在はSNSなどもあり、ネットを使えばほんの僅かな悪評でもすぐに広がります。
そのため外壁塗装を行う業者は、世間の情報にも敏感なのかもしれません。

信頼できる業者は従業員も信頼できる

これまでどれくらいの実績を積んできた業者なのかという点は、信頼がおける業者を判断する際によく使われます。
多くの工事をしてきたということは、問題がなかったからこそ現在も続いているからです。
現場で経験を積んでいるからこそ、そこで働いている作業員も経験を積んでいることになり、結果的に高いスキルと知識を備えているケースが多くなります。

業者を選択する際にホームページを確認すると思いますが、そこには過去の実績が記載されているでしょう。
その実績の中に、学校や商業施設、神社仏閣や公共機関、橋、マンションやビルなどがあれば注意深く観察しましょう。
一般住宅ではないこれらの建築物は、かなり難易度の高い塗装技術が含まれています。
さらに公共物などを施工しているということは、自治体からの信頼もされていると見ることができます。
業者のある地域でそのような工事を任されていると、かなり信頼度が高いことが解かります。
もし、いい加減な工事をしていたら、すぐに悪評が広まることから任されるようなことはないからです。
ネットでの悪評も広まりやすいことから、長くは続けていけないでしょう。

創業してから何年も経っている業者であれば、優良な業者である可能性が高いのです。
さらにその地域の風や雨、風土なども把握しているはずです。
そのような業者は住宅の劣化などについても詳しいと思われ、地域内で施工を行うには適していると言えるでしょう。

施工している最中も作業員の態度を確認すること

外壁工事は2週間もすれば終わりますが、業者を厳選して依頼をしても、完全に工事が終わるまでは気を抜いてはいけません。
実際に施工をしている作業員が、どのような形で工事をしているかを確認しておかないと、万が一近隣トラブルになったらと考えると大変です。
さらに施工ミスなどが起きると、我が家に不備が残ることになるからです。

一般的に工事業者で働く職人と呼ばれる人たちは、自らの仕事に誇りを持っています。
ある程度の実績と経験を積み、現場を任されるようになると現場リーダー、もしくは親方と呼ばれるようになり、責任が伴います。
高いプライドとプロとしての責任感があれば、仕事に対してこだわりを持って臨みます。
それだけの職人なのかは、現場内での振る舞いなどから知ることができるでしょう。

自分に厳しく施主に優しく

現場では様々なことが起こり、日々変化をしていることからスムーズに物事が運ばないことも多々あります。
作業員もイライラが募り、下の者に対して大声で叱責することもあるでしょう。
何の落ち度もないのにただ不満をぶつけているようではいけませんが、部下がミスをしたときに怒るのは工事現場では必要なこともあります。
工事というのは工期が存在します。
この工期が遅れれば施主に迷惑がかかるだけでなく、次の顧客への迷惑へと繋がります。
そのため現場でのミスは時間が余計にかかることになり、大変なロスを招くことがあるのです。
さらに工事を行う作業員の命に関わることもあり、このようなときは瞬間的に大声を出して怒るのは仕方がありません。
丁寧な業者であれば、顧客の大切な住宅に弊害を起こさないように、ミスは決して許しません。
どんなに施主が許しても、年月が経ってから「やらなければ良かった」と思う人もいるかもしれません。
プロだからこそ、自身や部下に対しては厳しいのです。
代わりに施主やその家族に対しては、一貫して丁寧な対応は崩さないので、安心して任せられます。

職人は怖い?

一般的なイメージで、職人と言われると怖いと思う人もいます。
しかし現在の職人はそのようなイメージ脱却のために、顧客満足度を上げるように努力しています。
「一見怖そうですが、笑顔が優しい」、「朝の挨拶がとても感じが良い」などという声も聞こえるようになっているのです。
怖そうに見える人でも、話しかけると気さくに丁寧に答えてくれるでしょう。

まとめ

外壁塗装工事は、基本的に業者によって仕上がりは異なります。
業者選びでは、値段の比較をするだけで検討する人もいると思いますが、それだけでは見えない作業を行う人間にも注意を向ける必要があります。
値段だけを見て安い業者を選択すると、悪い施工になって結局は再度の工事を別の業者に頼むことになった、という話も聞こえそうです。
後悔をしないためにも、その業者がどんな工事を行うのかを調べておくことが大切です。
作業員は実際に会わなければ解かりませんが、業者が教育を施しているのかは、ホームページなどを見るだけでもある程度は解かります。
しっかりした外壁塗装業者を選ぶようにしましょう。

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