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皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『玄関ドアの塗装は専門の業者に任せるべき』となります。
住宅に必ず存在する玄関ドアですが、どんなに立派でもいつか必ず劣化をする日は訪れます。
ただその際に外壁と同様に塗装を行うと、たった1~2年くらいで剥がれてしまうと言います。
玄関ドアは、熟練の職人がしっかりとした技術力を持って行うことができる塗装です。
難易度の高いリフォーム工事と言えるのです。
この住宅ドアのメンテナンスについて紹介をします。
玄関のドアの塗装とは
玄関のドアを塗装するときは、外壁塗装と異なり「家具」と思って塗装をすることが求められます。
◆玄関ドアの塗装は外壁塗装と違う
基本的に玄関ドアの塗装は難しく、相当な技術力と知識を持っていないと行うことはできません。
よく外壁塗装と同じように塗装を行う業者もあるようですが、これは間違いなのです。
また自身で塗り替えるような、DIYで行うこともいけません。
非常に難易度が高いため、単なる塗装と思わずに専門の業者に依頼をした方がいいでしょう。
専門的に屋根や外壁の塗装を行っている業者はたくさん存在しますが、実は玄関ドアの塗装に関しては不慣れという業者も少なくありません。
玄関のドアは、あくまで「家具」という位置付けとして考えなければなりませんので、通常の塗装技術とは異なるからです。
外壁などと比べても、家具塗装には相当な技術が必要なのです。
施工の依頼をした際に、業者側から「ドア塗装はできない」ということを正直に教えてくれれば、他店にお願いするだけで済みます。
ただ中には、まったく玄関ドアの塗装をしたことがないにも関わらず、二つ返事でOKしてしまう業者もあります。
もし他の外壁塗装と同じように玄関のドアを塗られてしまうと、すぐに塗装が剥がれてしまいます。
結果的に、数年後にはドア塗装の専門家に依頼をし直すことになるでしょう。
それを防ぐためには業者へ依頼を行う前に、ドアの施工実績について教えてもらうといいでしょう。
玄関ドアを塗装する際にかかる費用は、数十万円と言われています。
少しでも安く済ませようと考え、DIYで行おうと考える人がいるのも仕方ないでしょう。
一見すると、玄関のドア塗装は自分でもできそうに思えるかもしれません。
しかし実際には、かなり緻密な計算と技術力、専門的な道具が必要になります。
素人はもちろん専門的な知識を持った人が行っても、かなり難しいのです。
DIYで塗料を塗った直後は、見た目的にもキレイな状態を保てると思います。
しかし専門的な職人が行った塗装と比べると、明らかな違いが見え、数ヶ月もすれば全面に塗ったはずの塗装も剥がれてしまうかもしれません。
そのたびに塗装を行うと、当然ですが費用はかかりますし、時間も手間も取られます。
結局は、業者に頼むのと同じくらいの費用になる可能性があるのです。
◆玄関ドアに使われている素材とは
玄関のドアには、基本的に木製と金属製という二種類が存在します。
木製ドアには、アメリカ産の松と杉の木、ヒノキ、唐松が使われるのが一般的です。
意匠性の高いドアを使用する住宅に多い木製ドアですが、素材の持つ温もりなどもあることから、日本では人気を呼んでいます。
ただし定期的にメンテナンスを行う必要はあります。
何もせずに放っておくと、10年もすると古びてきます。
見た目が悪いだけでなく、ドア自体が腐食してしまう可能性があります。
そのためあまりにもメンテナンスがされない状態が続けば、交換をせざるを得なくなるかもしれません。
一般的な金属製ドアの材質としては、スチール、鋼板、アルミ、ステンレスが挙げられます。
いくつものメーカーが展開をしていますので、我が家にぴったりのドアを見つけることも難しくはありません。
木製ドアと比べると、メンテナンス自体はあまりしなくても大丈夫なのが特徴です。
頑丈にできているので、雨などが原因で腐食をするような心配もありません。
しかし、金属製ドアも木製ドアと同じようにまったくメンテナンスをしなくても良い、というわけではありません。
紫外線を浴び、雨を受け続けていれば、いつかは塗装が剥がれます。
さらには錆びる可能性もあるので注意が必要です。
木製の玄関ドアを塗装するとき
木製ドアは金属製ドアと比べると劣化しやすいですが、定期的にメンテナンスを行い、塗り替えをしていれば長持ちします。
しかしこの塗り替えに関しては、木製ドアの塗料が剥がれてきた時点で、すぐに行動に移した方がいいでしょう。
◆木製の玄関ドアの塗装でかかる費用
木製ドアの塗装を行う際にかかる費用は、非常に少ない面積であるにも関わらず、かなり高めです。
塗装料金は一枚あたり5~15万円になります。
仮に木製ドアの補修では直せないときには、交換をすることになるでしょう。
そのようなときにかかる費用は、30~60万円もかかる場合もありますので、そうならないうちに塗装を行うことが望ましいです。
◆木製の玄関ドア塗装の工事の順序
耐久力が重要な外壁や屋根と異なり、木製の玄関ドアはあまり耐久性がありません。
そのため外壁が問題なくても、ドアだけが劣化してしまうケースも珍しくないのです。
塗装だけを塗り替えても、劣化が進んでいると最終的に交換が必要になりますので、繊細な補修を心掛けましょう。
外壁塗装と異なり技術力が必要になるということは、このような事例があるからです。
玄関のドアはデザインも重要です。
基本的に木製のドアには木目などが見られ、その模様を消さないために使われているのが、透明なクリアー塗装です。
ほとんどの木製ドアには、この塗装が施されています。
この塗装に気付かずに上から塗装で塗り潰すと、塗った塗料が弾かれることになり、すぐに剥がれてしまいます。
以前の塗料が残ったままで新しい塗装を施しても、古い塗料が剥がれたときにその上に載っている塗料も剥がれるからです。
木製ドアの塗装では、残されている古い塗料をしっかり取り除くことから始まります。
本来の木目などを潰さないように、気をつけて丁寧に道具を使って処理を行わなければなりません。
このときに使うことになる剥離剤は、有機溶剤などが含まれていることから、シンナーと同じようにとても危険です。
これが皮膚などに触れてしまうと、薬傷などの炎症にかかる可能性があります。
また施工をしているときも独特の刺激臭があることから、必要以上に嗅ぐと酸欠や中毒になることもあり、注意をしなければなりません。
木製のドアを補修する際の流れは、以下のようになります。
ドアについた汚れや塗膜の剥離などを取り除きます。
マスキングテープなどを使用して、塗料の付着をさせたくないドアノブなどに養生をします。
玄関の地面にも、養生シートを敷いて汚れないようにします。
サンダーは機械式の紙やすりというようなものです。
まずはこれを使って、古い塗膜を落とせるだけ落とします。
サンダーで落とせなかった古い塗膜を、剥離剤を使って落とします。
剥離剤を使って浮いてきた塗膜を、皮剥きという金属で作られたヘラで削ぎ落とします。
④と⑤を繰り返して、残った塗膜を落としていきます。
何度も繰り返さないと、完全には落とすことはできません。
細かい部分に付いている塗膜を、サンドペーパーを使って落としていきます。
広い場所に残っている塗膜をサンダーで完全に落とします。
塗装作業を行います。
一度塗った塗料が乾いたら、また塗料を重ねて塗ります。
塗料の種類によっては、塗る回数が異なります。
塗料がドアの木材に吸い込まれていくようであれば、さらに重ねて塗っていきます。
塗料を塗った際にできたムラを、サンドペーパーを使って研磨していきます。
上記の工程を見ると分かりますが、たった一枚のドアでもかなりの工事の段階を踏む必要があります。
これだけの時間をかけないと、玄関ドアの塗装は行うことはできません。
単なる補修作業でも、10~20万円くらいの費用がかかりますが、これであっても妥当と言えるのです。
◆二種類の塗料
玄関の木製ドアに塗ることになる塗料は、造膜塗料とオイルステイン塗料という二種類が存在します。
基本的に外壁塗装で使用する塗料は水や溶剤の希釈材で溶かし、材料と混ぜながら使います。
希釈材が乾いてくると膜を張るようになり、塗装を施した面を保護することができます。
膜を張ることから、造膜タイプと呼ばれています。
この塗料は、木材に塗ることで塗膜にひびが入ることがあります。
木材は湿度や温度の変化などによって、膨張したり収縮したりします。
この動きが塗膜にひびが入る理由でもあり、造膜塗料を使って木製ドアを塗装するのであれば、それに特化した塗料を選ばないといけません。
この塗料を塗ると、木目の模様は隠れることになりますので、塗装後は見た目的にも味気がなくなるのがネックです。
こちらの塗料は表面には膜を作りません。
素材自体に浸透していくタイプの塗料になります。
オイルステイン塗料は、塗料を木へ吸い込ませて色を付けることができるため、木目を残しながら着色を行なうことができます。
木目を活かせるのが、特徴の塗料です。
ただ造膜塗料とは異なり、保護膜などは作ることができません。
そのため雨や紫外線などを受けると、直接ダメージを受ける可能性があります。
それを避けるために、オイルステイン塗料の入っている缶には、「ニスで仕上げる」、「クリア仕上げを行う」などの注意書きがあるのです。
玄関のドアになると、ニスでは風雨に耐えることは難しいと言えます。
そこで耐久力の高いと言われるウレタン樹脂のクリアー塗料を使用することが求められます。
◆玄関の木製ドアのお手入れ
木製ドアは寿命が短いので、しっかりしたメンテナンスを定期的に行うことが求められます。
玄関のドアになれば、汚れはもとより埃などが付着します。
そのため定期的にから拭きをするなど、しっかりお手入れをしておきましょう。
雨などの泥水も、できる限りは早めに拭き取ることが大切です。
木製ドアがいつもキレイな状態を保つことができれば、寿命的にも長くなると思われます。
注意するべき点としては、硬いブラシなどで擦ったり、薬剤などを使って強烈な力で磨き過ぎると、ドア自体が壊れる恐れがあります。
柔らかめの布などで、丁寧に拭き取るようにしましょう。
金属製ドアを塗装するとき
金属製ドアはメンテナンスをしなくてもOK、というような話も聞くことがありますが、基本的にそのような建材は存在しません。
どのような金属を使った金属製のドアであっても、メンテナンスをしなくても良いということはなく、定期的に実施する必要があるのです。
◆玄関の金属製ドア塗装の費用
玄関の金属製ドアを塗装する際にかかる費用は、5~10万円です。
木製のドアと比べてみると分かりますが、金属製のドアの方が塗装にかかる費用は少しだけ低めです。
あまり傷みは進まず頑丈にできていますが、錆びについては何とも言えません。
錆びは一度出始めると広範囲に広がる恐れがあり、そうなると錆び落としにはかなりの費用がかかる可能性があるのです。
このような状態になる前に、メンテナンスを実行しなければなりません。
金属製ドアの中でも素材がアルミで作られているときは、塗料を弾くという性質があります。
塗料がくっ付くように、強溶剤塗料などを使用して塗装をしないといけません。
そのため他の素材を使用している金属製ドアと比べて、費用はかかる可能性が高くなるのです。
もちろん金属製ドアであっても、劣化をし過ぎたら交換が必要になります。
ドアとひと口に言っても両開きもあれば半開きもあり異なりますが、25~50万円と高額になるのが特徴です。
◆玄関の金属製ドアの塗装の順序
木製ドアと異なり、金属製ドアの工程は単純です。
下塗りを行い、仕上げ用塗料を二度塗ることになるだけです。
金属製ドアには、最初から色が付けられて販売されているケースが多く見られます。
これには金属そのものに色が付いていることから、塗装は剥がれません。
しかし防サビ用の塗料などは付いている可能性がありますので、これの塗り替えは定期的に行いましょう。
まとめ
玄関のドアは住宅にとって顔となる、とても大切な部分です。
他の補修工事と一緒に行いたいところですが、まったく異なる補修になりますので、依頼を行う業者も異なります。
しっかりしたメンテナンスを行うためにも、信頼がおける玄関ドア専門の業者にお願いするようにしましょう。