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 雨樋の塗装を行わなければならない理由とは

2019/11.20

皆さんこんにちは! アイテックスホーム代表の越川です。


日本の住宅において、雨樋のないものはほとんどないと思われます。
屋根に落ちてきた雨水が雨樋を通っていくことで建物の内部に雨が入り込まないように、排水のをするために設置されています。
非常に重要なものですが、雨樋にも他の屋根や外壁などと同じように塗装は必要なのでしょうか?

もし塗装が必要であれば、どのようにすれば良いのか、正確な塗装方法を紹介します。
それにかかる費用を把握しながら、行わなければならない補修を実施しましょう。

雨樋とはどのようなものか?

住宅のほとんどに付けられている雨樋とはどのようなものかを、まずは知っておきましょう。

◆雨樋の材料は何なのか?

雨樋の存在は誰もが知っていると思いますが、実際にどんな材料で作られているのかまで知る人は少ないと思います。
材料としてはいくつもの種類がありますので、以下で紹介します。

〇塩化ビニール樹脂
費用的にも安いことから、最も普及している雨樋の材料です。
手に入れやすさはありますが、劣化をすることで塩化ビニール樹脂はしならないため、割れやすいというデメリットもあります。
合成樹脂製雨樋という高い強度を誇るものもあるのですが、金額的には少々高めです。

〇ガルバリウム鋼板
屋根などでよく見かけることができる素材になり、とても軽くて丈夫で錆びにくいのが特徴です。
普及もしていることから入手もしやすく、屋根にしたときに一緒に雨樋に使用するケースが多いです。
ただ費用的には高額なのがネックと言えます。

〇アルミニウムステンレス
かなり珍しい種類の素材になり、錆びにくいのが一番の特徴です。

〇銅
如何にも銅と呼べるような光沢なのが特徴になりますが、長く使用していると色が付きます。
強い雨にさらされていると、破産が激しくなって穴が空くことがあります。

〇竹
昔の雨樋になり、相当古い住宅でなければ見ることはできません。

◆雨樋の種類

住宅に張り巡らせてある雨樋には、いくつかの種類が存在します。

〇丸型
よく見かけることができる円形を半分に割ったような雨樋で、費用としても安めです。

〇箱型
丸型と異なり四角い形の雨樋のため、雨水も多く流れます。
都会など住宅が密集する場所で使われるケースが多く、設置場所と壁の距離が近いところで使用されています。

〇その他
雨樋そのものの存在が解からないように見た目を重視して、軒先が包まれるように一体化されているものもあります。 他にも雪の多い地域で見られる、雪対策型と呼ばれるものもあります。

通常、雨樋と聞いて思い浮かべるのは丸型になります。
ただ雨が特に多く降るところは、箱型が使われることが多いようです。
中でも雨の多い地域である、沖縄県や高知県、香川県、奈良県、三重県などに見られる傾向にあります。

◆雨樋で使われる細かな名称

〇縦樋
金具を使って、外壁に縦に固定されている部分になります。

〇横樋
別名を軒樋と呼び、軒天の部分に横へ設置している部分です。

〇集水器
別名をあんこうと呼び、雨水が横樋を伝って縦樋に流れる前に、一度この場所を通ります。

〇エルボ
外壁が曲がっているときに、縦樋を曲げている部分のことを言います。

〇呼び樋
縦樋と横樋のくっ付いている部分のことを言います。

〇結束線
雪が溜まったときに重さで壊れないように、屋根から剥がれないようにくっ付けておく針金のことです。

〇樋持ち金具
別名をでんでんと呼ぶこともあり、外壁部に取り付けておく金具を指しています。

〇落ち葉避けカバー
住宅の庭に生えている木などから落ちる葉などを避けるために付けるカバーです。
むき出しの雨樋には落ち葉も溜まりやすく、雨水と一緒に枯れ葉などが流れることを防ぐ目的で付いています。 定期的に確認を行うことが求められます。

雨樋が劣化してしまったとき

基本的に雨樋は雨水が流れる場所であることから、雨はもちろん常に太陽の陽や風が当たり続けます。
そのため、あまりに脆い素材で雨樋を設置すると、すぐに壊れてしまいます。
それを避けるために、一般的には塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板といった強めの素材を使用しています。

ただ一度付ければずっと使い続けられるわけではなく、どんな雨樋もいつかは必ず劣化します。
劣化のスピードは素材によって異なりますが、基本的には20~25年くらいと言われています。
雨樋は、劣化をすると穴が空いたり、ゆがんでしまったり、割れたり、外れたりします。
そこまで劣化をすると、塗装をするだけでは直すことはできず、交換をしなければなりません。

雨樋を塗装することの重要性

雨樋が破損をすると、塗装だけで補修を行うことは難しいと言えるでしょう。
外壁や屋根と同じように雨樋も塗装をするべきか考えるかもしれませんが、塗装は単なる見た目の問題くらいでしかありません。
基本的に壊れにくい素材で作られている雨樋は、耐久力があることから塗装を行う必要はないのです。

しかし時間が経つと雨樋は見た目的にも悪くなることから、塗装を行ってキレイにする必要があります。
外壁塗装を行う際には下塗りから上塗りまで三回行う必要がありますが、雨樋は塗装を行う業者によって異なります。
ただキレイな状態に見えることを目的にしている業者は一回だけにすることもありますし、外壁塗装の流れで三回塗る業者もあり、まったく塗らないところもあるのです。

業者によって異なる塗装のパターンとしては、以下のように分かれます。

〇下塗り一回、上塗り二回
〇上塗り二回
〇上塗り一回
〇下塗り一回、上塗り一回
〇塗らない


三回塗るということは、それだけの手間と塗料がかかることになり、費用もかかります。
一回塗りは、塗装で塗られたといっても寿命的には短くなります。
見た目的にも状態を保ちたいのであれば、三回塗りを行った方がいいでしょう。

大切なことは、塗装を施すよりも前の下地処理です。
下地処理をしっかり行っていれば、塗料が密着させることができます。
雨樋の見た目を気にしないのであれば、塗装についてはあまり気にすることはないでしょう。

雨樋の補修を行う方法とは?

雨樋もいつかは必ず劣化をしますので、補修を行う必要があります。
どのような種類があるのかを紹介します。

◆塗装

塗装はあくまで見た目的な問題が大きく、あまり重要ではありません。
ただしっかり塗装を行うというのであれば、注意すべき点は二点ほどあります。
それが「下地の処理をしっかり行うこと」「屋根や外壁と同じレベルの塗料を使用する」です。

塗装の際に行う下地処理は、雨樋に限らず全ての場所において行わなければならない基本です。
依頼をした業者が、いきなり上塗りを始めるようであれば、あまり信用できないと見て間違いありません。
下地の処理をしっかりしておかないと、塗料を塗っても長くは持たないことは、通常の塗装業者であれば知っているはずだからです。

そして屋根や外壁と同じレベルの塗料を使うことは、意外と大切なことと言えます。
フッ素で塗装された屋根や外壁であっても、雨樋はウレタン塗料を使用している場合には、雨樋だけが先に塗装が剥がれてしまいます。 そのため雨樋を後にまた塗装することになるのです。
住宅の大規模な修繕で一緒にしてしまえば費用的にも良くなりますので、劣化をするスピードを一律にするためにも、同様のレベルの塗料を使用する必要があります。

◆交換

業者によっては、雨樋は塗装を行うよりも交換を勧めてきます。
何故なら、あまりにも劣化をしている雨樋では、どんなに塗装をしたとしても意味がないからです。
ただ雨樋として使用している素材によっては、塗装の方が修繕費が安く済むこともあります。
そのため、最初に行うべきなのは、塗装と交換の費用のどちらがお得なのか、ということを調べておくことです。

◆部分交換

全体的な交換をしなくても、一部分だけを交換したり補修をするということもできます。
劣化に関しても、あまり大きくなければ部分的な交換で対処できるでしょう。
雨樋の一部分が折れている場合には、その部分だけを新しくすればいいのです。

◆DIY

住宅のメンテナンスを自分で行おうと考える人は、決して少なくありません。
住宅内の家具を作るDIYとは異なり、雨樋を交換したり塗装をすることになると、非常に大変です。
高所の作業になりますし、安全を確保するためには足場を必要としますし、かなりの費用がかかることになります。
どうしても自分で行いたいと思う人でない限りは、危険ですので行わない方がいいでしょう。

雨樋の塗装と交換で必要となる費用

雨樋が劣化をしてしまい色落ちなどが気になるときには、塗装を行うのか交換をするのかで迷うと思います。
どちらにしても足場代という費用は別途かかりますが、そこまでして無理に交換をしたり、塗装をする必要はありません。
雨樋のためだけに足場を設置するのではなく、他の補修工事などのついでに行う方がいいでしょう。

ただ本当に外壁塗装工事を行っているときに雨樋の塗装や交換をする必要があるのかを比較するため、足場代を含めずに紹介します。

〇雨樋塗装…500~700円/m
〇雨樋交換…3000~4500円/m


見比べても分かりますが、やはり塗装の方が遥かに安いと言えます。
しかし塗装については剥がれやすいというデメリットもあり、どうせなら全て交換をした方がいい、と考える人もいると思います。
塗装は業者の腕前にもよりますが、交換であれば塗った際のムラが出る心配がないこともあるでしょう。

仮に外壁塗装工事を行って足場を組んでいれば、雨樋の交換もついでに行えることになり、費用的にもお得になるでしょう。
ただ一概にどちらの方が良い、ということは言えないのが現状です。
どちらににも一長一短がありますし、費用だけで考えるのも難しいからです。

仮に何らかの理由から外壁の色などを変えようとしたとき、それに合わせて雨樋の色を変えるということもあるでしょう。
屋根自体の葺き替え工事を行う際には、それに合わせた雨樋の形などを考えると思います。
住宅にとって外すことのできない雨樋だからこそ、住宅のちょっとした変化によって大きく変えることになるのです。

この点については、馴染みの業者がいればしっかりと相談を行った方がいいでしょう。
間違いのない提案をしてもらえると思います。
雨樋の塗装は塗装業者ですが、交換については建築の板金屋に依頼をすることになります。

雨樋に使用する色はどんなものがいいのか?

雨樋の色を考えるときというのは、大抵が新築工事か、補修工事をするときだと思います。
できる限り目立たないようにしたいという方もいれば、思い切り目立った色にしたい、という方もいます。 どのような色も好みを選ぶのが一番ですが、白色にすると汚れたときに目立ってしまうでしょう。
ただ外壁や屋根と比べて、違和感がないようにすることが大切です。

◆目立たせないとき

雨樋を塗装することを選んだとき、あまり目立たせたくないのであれば、以前と同じ塗料を使用するのがいいでしょう。
それが入手できないのであれば、それに近い塗料を選択することが求められます。

◆目立った色にするとき

思い切り目立たせるときには、外壁と逆の色を使用するのもいいでしょう。
白い外壁には黒い雨樋にするなど、よく考えましょう。
カラーシミュレーションを使って調べる人もいますが、住宅の色と比べると分かりにくくなりますので、サンプルなどを陽の下で確認をした方がいいかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
もし記事を読んで気になった点がございましたら、お気軽にご相談ください!

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