フッ素塗料を使用した際のメリットとデメリット1

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『フッ素塗料を使用した際のメリットとデメリット1』となります。

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外壁塗装を行う際になくてはならないものが、塗料です。
色々な種類がありますが、この塗料の中において最も耐久力があり、高額なのがフッ素塗料です。
あまりの高さから、一般的な住宅ではほとんど使用されていません。
現在では、通常よりも高い耐久力を求められる、都心のビル群などに用いられているだけです。

これから先、この塗料の金額が他の塗料と同様くらいに下がるようになれば、一般の住宅でも使用される可能性があります。
ただ余程、金銭的に余裕があるという方や、施工費を度外視しても耐久力を重視したいと考える家主であれば、フッ素塗料を選択することも検討する価値があるかもしれません。

しかしこの強力な塗料に目を付ける悪質な業者もあり、品質的にあまりよくないフッ素塗料を使用するケースもあるようです。
万が一にでもこのような状態が起きないとは限りませんので、対抗するためにも最低限の知識を持っていた方がいいでしょう。
フッ素塗料に関するメリットとデメリットを頭に入れておき、選択肢に入れるか否かを考えるといいでしょう。

フッ素塗料とはどのような塗料なのか?

フッ素塗料というのは塗料の中で最も耐久力が高いことから、金額的にも非常に高価であることが知られている外壁塗料です。
長持ちをさせる建築物などに使われていて、有名なところでは六本木ヒルズにも使用されています。
塗料の製造段階から、高層ビルや高層マンションなど簡単に塗装の塗り替えができない建物用に、長持ちする塗料として開発されてきました。

そんな中で「我が家の外壁を長持ちさせたい」と願う人が増え、金額的には高価ではありますが、一般的な住宅にも使用されるようになっています。
今住んでいる住宅を住み返したくない、見た目をそのままで長持ちさせたい、リフォーム料金に余裕がある、という人は、将来的なことを考えてフッ素塗料を選択肢に入れる人が増えているのです。

フッ素塗料の持つ特徴とは?

フッ素塗料は最高の塗料と言えますが、その特徴は一概に全部が一緒とは言えません。
塗料に含まれている成分やその比率が異なるためですが、ある程度の基本的な特徴がどのようなものかを紹介します。

◆高い耐久力

フッ素塗料において最も重要と言える要素が、耐久力です。
高耐久性塗料とも呼ばれることがあるフッ素塗料は、外壁に塗ってから長い期間表面の強度を保つことができ、品質を保持することができます。
外壁にもしっかり馴染むことから雨や風から外壁を守り抜き、住宅の外面を長期間保たせることができるのです。

耐用年数自体が長いことが特徴で、他の塗料と比べても非常に長く、大体15~20年は持たせることができます。
外壁塗料の中でも最も流通している人気の塗料がシリコン塗料になりますが、こちらの耐用年数は10~15年くらいと言われている中で、それよりも長い年数は保たせることができるでしょう。

◆対候性とは

外壁を守るために重要と言えるものに、対候性があります。
紫外線や雨から外壁が受けるダメージを減らすことができることを指し、フッ素塗料の要素としては外すことができません。
太陽光を直接浴び続けていても劣化がしないというのは、寿命を長持ちさせる上で非常に重要なのです。

◆耐熱性もある

フッ素塗料は熱などに対しても非常に強く、常に太陽光から浴び続けている屋根や外壁は、この耐熱性の強さも重要な要素になります。
遮熱性や断熱性とは異なり、耐熱性は外からの熱や紫外線から強いという意味を持っています。

◆親水性とは

水に強いということもありますが、それよりも水を使って外壁にこびり付いた汚れなどを落とすことができるのが凄いところです。
水と親しくするという名称を持つ親水性は、鳥の糞などが外壁に付いていても、親水性塗膜が表面に付いていることから、その間に雨水が滑り込んで汚れを落としていくことができると言います。

◆防カビ性の力

住宅の表面にカビがこびり付いていると、見た目的にも残念な形になります。
北側に関しては太陽光が当たりにくくジメジメしがちになり、カビだけでなく藻が発生することも少なくありません。
基本的にフッ素塗料は防カビ性があることから、そこまで酷いカビに悩まされることはないでしょう。
完璧に防げるわけではありませんが、あくまで強いということが言えます。

◆耐水性もある

フッ素塗料には、ゴムのような弾力を持つ弾性と呼ばれる性質を持っている塗料があります。
この塗料は、外壁が紫外線などを浴びて伸縮することにも対応ができ、ひび割れが入った外壁であっても雨水から守ることができます。

フッ素塗料におけるメリット

フッ素塗料においてメリットとして外すことができないのは、耐用年数が挙げられます。
耐用年数は塗料の寿命とも呼べるもので、そこに突発的な問題が起きない限り外壁をガードできる年数を表しています。

◆信用できるフッ素塗料の耐用年数

外壁塗料で重視されるものが耐用年数なのは、言うまでもありません。
フッ素塗料は、様々な塗料がある中でも長い耐用年数を誇るのが最大の特徴と言えます。
一応は耐用年数が20年を超えると言われているセラミック塗料や光触媒塗料というものが存在しますが、正直な話、信用がおける数字ではありません。

これらの塗料を製造しているメーカーが元々信頼性のおける大手メーカーではなかったり、メーカー側が憶測と期待する耐用年数を表示していたり、製造されてから20年を超えていなかったりするものが多いからです。
フッ素塗料の15~20年という年数は、塗料の耐用年数として大手メーカーが保証する信用性の高い数値と言えるのです。

◆メンテナンス自体が減らせる

塗料の寿命が長ければ、再塗装をするなどのリフォーム工事の年数を伸ばすことができます。
外壁塗装などを行うということは、足場代や施工費用などがかかりますが、それ自体が行われなければ費用もかかりません。
単純に施工などにかかる費用が浮いてしまう、ということです。

リフォーム工事を減らすことでかかる費用は、シリコン塗料とフッ素塗料を比べると、大きな違いがあることが解かります。
住宅の寿命が40年と仮定して塗料の例を挙げると、シリコン塗料の寿命は約15年です。
住宅を建てたときに施された塗装を1回目として、15年目には2回目の塗装が必要になり、30年目には3回目の再塗装を必要です。

一方のフッ素塗料であれば、最初の塗装が住宅を建てたときの1回目になり、次の2回目の塗装は20年目になります。
40年で住宅の大規模リフォームまたは建て直しを行うと考えると、1回分は行わなくても大丈夫ことになります。
塗装の回数が一回分浮くということは、かなりの費用を削減できます。

塗装の寿命を考え、30坪ほどの住宅で塗装を行う際には、シリコン塗料を利用すると施工にかかる費用が大体80万円になります。
住宅が40年と仮定して、かける3回になりますので、合計で240万円はかかることになるのです。
シリコン塗料のメンテナンスでかかる費用は、全部で240万円ということです。

これがフッ素塗料を使用すると、一度にかかる費用はシリコン塗料よりも高くなり、およそ110万円になります。
ただ住宅の寿命が40年であれば、2回で済ませられますので、合計で220万円になるのです。
この時点でシリコン塗料よりも安く済ませることができます。

もちろん住宅の寿命が40年と仮定した場合に限り、30年くらいであればシリコン塗料の方がお得になります。
住宅の耐用年数も大きく関係してきますので、一概にどちらの方がお得かは言えません。
ただ将来のことを考えて、業者とじっくり相談をしましょう。

◆保証期間が長い

フッ素塗料は元々耐用年数が長いとおいうことをメーカーが保証していることから、住宅に塗装をした後の施工の保証期間も長めに設定されています。
一般的に使われているシリコン塗料は保証期間が約5年と言われていますが、フッ素塗料の場合はその倍の10年くらいに設定している業者があります。
しかしこれはあくまで業者の判断になりますので、塗装を行うよりも前に、保証期間がどれくらいあるのかを調べておくことが大切です。

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