皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます！！

今回のテーマは…『外壁塗装で受けられる保証とは？その内容と保証対象外になるものとは？』となります。

一戸建てを購入しある程度の期間が立ってきたとき、「外壁塗装」について考えなければならなくなります。
外壁塗装では多額の費用が必要になるため、出来るだけ安いところに依頼をしたいと思うのが一般的です。
しかし、安さばかりを重視してしまうと、見た目はきれいな仕上がりでも、外壁塗装をしてから2～3年で劣化してしまう可能性もあります。

外壁塗装を考える場合は、後のことも考えてしっかりと保証してくれるところを選びましょう。
保証が受けられるところを選べば、安心して外壁塗装を依頼することができ、その後のアフターケアについても満足できるでしょう。

アフターフォローがしっかりしている企業を選べば安心

外壁塗装は外観を美しく見せるだけでなく、家をしっかり守るために必要な行為です。
しっかりとした外壁塗装が行われていない場合は、数ヵ月～数年程度で塗装が浮いたり、剥がれてしまう可能性があります。
塗装が剥がれたときそのまま放置してしまうと、そこからひび割れしたり、水分や湿気などが内部に侵入しやすくなるため柱などが腐りやすくなり、家を支えることが出来なくなって倒壊してしまう恐れもあります。

保証がしっかりしていない業者に依頼をすると、こういった場合でも自己負担で外壁を行わなければならなくなるので、再度外壁塗装費用がかかってしまいます。
外壁塗装費用は決して安いものではなく、住宅の広さによっては60～100万円程度かかってしまうこともあります。
この費用が再度自己負担となってしまうと、2件分の外壁塗装費用がかかり、耐用年数に関係なく塗り直しが必要となるので安心して依頼が出来る地域密着型や大手塗装業者に依頼をしましょう。

塗料の濃度や模様の厚さは作業を行った人のみが知っている！？

外壁塗装を長く持たせるためには塗料の濃度が適切、模様の厚さが均等などいくつかのポイントがあります。
しかし、こういったものは作業を行った人のみが知っていて、その家に住んでいる人にわざわざ伝えるものではありません。
よって、安さを重視している塗装業者に依頼をしてしまうと、塗料の濃度が適切でなかったり、模様の厚さが均等でなかったりすることもあるため、塗料がすぐに剥がれてしまう可能性もあります。
信頼できる塗装業者に依頼をすることが出来れば、価格は少し高くても安心して作業を任せられ、耐用年数によって外壁塗装を塗り替えるだけで済むでしょう。
しっかりと外壁塗装をしてもらえるか不安だという場合は、地域密着型や大手塗装業者などに依頼をしましょう。

地域密着型や大手塗装業者なら作業を任せても安心

地域密着型や大手塗装業者は口コミを大切にしているため、仕事もきちんとこなし手を抜くことがありません。
1件でも手を抜いてしまうと、その悪い評判が一気に拡散され顧客が離れてしまうケースもあるからです。
また、地域密着型や大手塗装業者となると、経験を持ったスタッフが作業をしてくれるので、数ヵ月～数年で塗料が剥がれてしまったということもないでしょう。

地域密着型や大手塗装業者では「保証」が受けられるところが多いです。
その内容は塗装業者や加入している団体によって異なるので、正式に依頼をする前にどんな保証が受けられるのかを聞いておきましょう。

外壁塗装で受けられる保証とは？

外壁塗装の保証は「自社保証」、「団体・組合保証」の大きく2つに分けることが出来ます。
自社保証とは塗装業者が保証してくれるサービスで、独自保証やオリジナル保証と呼ばれることもあります。
地域密着型の場合は団体・組合保証に入っているところもあるのですが、中には自社保証によってアフタフォローをしてくれます。
自社保証については塗装業者によってばらつきがあるので、内容をしっかり確認しておきましょう。

団体・組合保証の場合は塗装業者が加盟している団体や組合を表していて、その保証制度が利用できるというものです。
団体・組合保証では万が一塗装業者が倒産してしまったとしても、団体や組合から保証を受けることが出来るので安心です。

自社保証や団体保証ではどんな保証が受けられるの？

これらの2つの保証は、どの範囲で保証が受けられるのか分からないことで不安に感じている人も多いと思います。
外壁塗装で重要となるのは対象部分と状態、保証期間です。
保証してくれる対象部分については外壁、木部、鉄部などで、塗装が剥がれていたり、膨らんでいたり、偏食をした際に保証を受けることが出来ます。
尚、保証の対象となる期間も業者によってさまざまで1年、5年と短いものもあるのですが、10年、15年、20年と保証し続けてくれる業者もあります。

塗装の剥がれのみ保証が受けられるというところも多いのですが、外壁は直射日光にさらされるものなので変色を保証対象としている業者は良質と言えるでしょう。

保証対象外となるケースもあるってホント？

上記であげた保証は塗装業者のミスによって起こることもあるため、保証が受けられるようになっています。
しかし、天災や災害、地盤の変化などの自然現象で塗料が剥がれてしまった場合は、保証を受けることが出来ないので自己負担で補修を行うことになります。
また、家の持ち主が不適切な使用をした、維持管理を行わなかったことで塗料が剥がれたりした場合も自己負担となります。
他にも、増築やリフォームなどで、塗装業者以外の作業によって塗装が剥がれたものなどは、保証対象外となってしまうので注意しましょう。

塗装業者を選ぶときはアフターサービスをしてくれるところを選ぼう

悪徳な塗装業者の場合は、簡単に作業を終わらせて定期点検やアフターサービスをしないケースがほとんどです。
しかし、良質な塗装業者であれば、外壁の環境や塗料の不具合などで施工不良が起こることもあるとして定期点検を行ってくれます。
定期点検は毎年、塗装から半年後、その後は1年に1回などとなります。
また、中には2～3年に1回のペースで定期点検をしてくれる塗装業者もあります。
定期点検をしてもらうことが出来れば、早い段階で塗料の浮きや剥がれなどを見つけてくれ、家が劣化する前に対処することが出来るでしょう。

保証やアフターサービスに関しては書面で提示されることがないので、内容をしっかりと確認できていないことでトラブルになってしまうケースも多いです。
塗装業者に内容を確認するときは動画や音声などを録音して、大切に保管しておきましょう。

保証してくれると言っていたのに悪徳業者で保証が受けられなかったときは、証拠となる動画や音声を確認してもらって保証をしてもらうか、弁護士の方に相談をしてみましょう。
トラブルを引き起こさないためにも地域密着型で安心して依頼できるところ、または倒産してもしっかりと団体保証が受けられる大手塗装業者に依頼しましょう。

まとめ

このように外壁塗装には、予期せぬ出来事で塗料が浮いてしまったり、剥がれてしまうケースがあります。
塗料が剥がれたまま放置してしまうと、水や湿気などが内部に侵入して水漏れとなったり、柱や床などが腐る可能性があります。
塗装業者を選ぶときはしっかりと保証が受けられるところに依頼をしましょう。
保証が受けられる業者であれば、再度外壁塗装費用がかかることもありませんよ。
保証の内容については業者によってばらつきがあるので、内容をしっかりと確認しその様子を動画または音声で残しておきましょう。