外壁の劣化状態や種類に合わせて
適切な外壁塗装をしよう!

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『外壁の劣化状態や種類に合わせて
適切な外壁塗装をしよう!』となります。

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外壁塗装を成功させるためのポイントは、外壁の劣化状況をしっかり見極めること、外壁材の種類に適した塗料や工法を選ぶことにあります。

建物の劣化が進むと、それだけ施行価格も高くなり工期も伸びてしまいます。

手遅れになる前に早めに、塗り替えを済ませておくこと、失敗しない外壁塗装についてみていきましょう。

また今現在、屋根や外壁に起きている劣化や、将来起こる可能性がある劣化の種類を知ってこれから、補修をする場合にかかる費用についても予測しましょう。

外壁で起きている劣化は大きく三つ!

外壁で起こる劣化には、様々なものがありますが大きく分けると、外壁についた「汚れ」「塗装の劣化」「建物の劣化」の三つに分けられます。

1.外壁に付着した「汚れ」が原因!
一つ目の外壁に付着した汚れが原因となった起こる劣化としては、大気中に含まれるホコリや土、カビ、苔、藻などが徐々に蓄積されていきます。

汚れが付いたばかりの状態であれば、水で洗い流すことができますが、何年もそのままにして蓄積してしまうと、特殊な洗剤を使わないと落ちない場合があります。

また汚れをそのままにしておくと、外壁の表面や隙間に汚れが溜まってしまい、様々な劣化を引き起こすと言われています。

それなら自分で汚れを落とせばいいのでは?と思う方もいますが、水洗いだけでなく強い洗剤を使ったり、硬いスポンジでこすってしまうと、屋根や外壁そのものを傷つけてしまうことがあるので、外壁の汚れは必ずプロに任せることをお勧めします。

また外壁塗装の高圧洗浄で汚れを落とす際の単価や圧力、水道代についても適正なものかどうか、しっかり見極めることが大切です。

三階建て住宅であれば、屋根と外壁合わせて高圧洗浄だけで7〜8時間かかりますが、悪徳業者にひっかかってしまうと、数時間で終わることがあります。

高圧洗浄をしっかりしないと、塗装をしてもすぐに剥げてしまうので注意しましょう。

2.塗装の劣化によるもの
屋根や外壁の劣化はもちろん、塗料自体も劣化します。

劣化した塗料は、塗料本来の役割でもある建物を保護する機能も失われることとなってしまいます。

劣化が酷くなると、塗り替えをしても建物の耐久性を取り戻すことができなくなってしまうので、塗膜に劣化が起こったら早めに対策をとりましょう。

塗料の劣化には、具体的に「剥がれ」や「浮き」が見られます。

塗料とは、屋根や外壁に塗膜を形成して紫外線や雨風といった外的刺激から守ってくれるコーティングの役割があります。

ただし、この浮きや剥がれというのは、経年劣化によるものもありますが、塗装中に下塗りをしなかったり、気温5度以下、湿度80%以上という塗料のルールを守らずに塗られた場合、早くに劣化してしまうこともあります。

このようなことのないように、悪徳業者には引っかからないように注意が必要です。

また「チョーキング現象」という、手で壁に触れた際にチョークの粉のような白いものが付着してしまったら、塗料の保護機能や防水機能が失われている証拠なので、早めに塗り替えをするサインです。

気づいたら早めに塗り替えしましょう。

3.建物の劣化が原因!
そして最後に三つ目として、建物の劣化が起きて塗料でも保護できないくらいになってしまうと大変です。

このような場合には、外壁材の張替など大規模な工事をすることになるので、そうならないように劣化に気づいたら早めに塗り替えをしておきましょう。

ちなみに建物の劣化には、シーリングの劣化やサイディングボードの反り、外壁剤内部に湿気が発生し白アリなどの害虫を呼び寄せることで建物自体の寿命を縮めてしまうこともあります。

劣化の種類として、ひび割れやサビも塗装を妨げる原因となります。

そのようになる前に細かくチェックしておくこと、定期的な点検を業者に頼むことをお勧めします。

「劣化」に強い外壁を作るために!機能性塗料を使おう

屋根や外壁塗装は、劣化するたびにメンテナンスを行うと家の外装にかけるメンテナンス費用が膨大になってしまいます。

少しでも塗装の手間と、維持費用を減らすためには、建物にあった工法と初期症状のうちに補修することです。

まずは、外壁の劣化症状に合わせた機能性の塗料選びが重要です。

劣化の種類に応じて使う塗料も変わってくるので、家の耐久性をより高く保てる塗料を選びましょう。

ここでは、おすすめの塗料を三つご紹介致します。

劣化の種類に合わせて、是非使い分けてくださいね。

まずは「断熱塗料」です。

脱熱塗料は、外壁や屋根をコーティングすることで室内で温めた空気が屋外に逃げくくなるため、暖房が効きやすくなるという効果があります。

そして次に、「弾性塗料」です。

弾性塗料は、ゴムのように伸縮する性質があり、弾性塗料で施行すると塗った部分が弾性を持ち、建物の揺れに対して追従して伸縮するという働きがあります。

そのため、塗膜表面にヒビ割れが起きにくいといった特性があります。

最後に「光触媒塗料」です。

光触媒塗料とは、紫外線に反応して汚れを分解してくれる塗料のことです。

排気ガスが多い土地であれば、外壁にこの光触媒塗料を塗っておくだけで紫外線に反応し、汚れを浮き上がらせて雨水などで流れやすくしてくれます。

この働きにより、汚れが目立たたなくのはもちろん、外壁を水洗いする手間も省くことができるので、見た目も綺麗になります。

塗り替えサイクルを意識して塗料を選ぶこと

塗料の塗り替えのタイミングは、使用した塗料のグレードによって変わります。

グレード別の耐用年数を把握することで、次の塗り替えのタイミングを予測しておくと予算を考えることができるので、是非参考にしてみてくださいね。

塗料を選ぶ時のポイントは、「価格の安さ」よりも「耐久性」を意識して選ぶこと、これが大切です。

グレードが低いアクリル樹脂塗料を使えば、確かに費用を抑えることはできますが、耐用年数は5〜8年と非常に短く、塗膜の耐久性も低いためヒビや割れ、カビ・色褪せなどが起こりやすくなります。

一方、一度の塗装で10年以上持つとされるシリコンやラジカル、フッ素樹脂塗料であれば、一度にかかる費用は高額になってしまいますが、耐久性があるので長い目で考えれば塗装費用を抑えることができます。

また10年以上の耐用性があるとされる、これらの上位塗料は防水性や、紫外線や雨などに耐える対候性があるため、劣化に強く長持ちする外壁となるでしょう。

外壁塗装をする時は、これら劣化の状態や種類をよく調べて、なるべく劣化を防ぐように早めの対策を行うことが重要です。

安さだけを求めて、塗装をしてしまうと、結局何度も塗りなおさなければならなくなり、逆に費用がかかってしまいます。

それだけでなく、耐用性の低い塗料は雨や風などの外からの刺激にも耐えることができず、すぐに劣化しやすくなるといったデメリットもあります。

予算があり、こまめに色を変えたいという場合でなければ、安さよりも耐久性を意識して選ぶようにしましょう。

外壁や屋根に起きている劣化は、すぐにリフォームが必要なものとそうでないものがあります。

劣化の種類や度合いにもよりますし、建物の立地によってカビが生えやすくなっているものなど種類も様々です。

塗料を選ぶ時は、それぞれ劣化の状態に合わせて効果のあるものを選ぶようにすること、安さだけでなく耐久性も重視して長い目で考えて予算を立てることが大切です。

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