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皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます！！アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『外壁塗装の色選びどうしたらいい？
知っておくべき成功と失敗のコツ』となります。
外壁塗装を行うことで、家の機能や耐久性を増すことができますが、色選びに迷う人もいるのではないでしょうか。
塗装を施す色によって、家自体の雰囲気が大きく変わってしまうことがあるからです。
外壁塗装の色選びについて、知っておくべき成功と失敗のコツを紹介しますので参考にしてください。
色選びのポイント
外壁塗装を行うときには、実際に塗る塗料の色も重要になってきます。
塗料には様々な色がありますので、初心者の方は色選びに迷うこともあるかもしれません。
そんなときには、ポイントを掴んでおくとスムーズに進みやすいでしょう。
色選びのポイントにも色々ありますが、おすすめは消去法で選んでいくことです。
つまりは、できるだけ選択肢を少なくすることが大事になってきます。
実際に外壁の塗り替えの際に選べる色は何千色以上も存在しますので、誰でも迷うことはあるかと思います。
そんなときに役立つのが消去法であり、その上で塗装する色を決めていくのが得策と言えるでしょう。
おすすめできない色とは
外壁塗装の色選びの消去法ですが、最初はおすすめできない色の消去からです。
おすすめできない色としては、原色に近いものや濃い目の色が挙げられます。
どうせ塗装をするのであれば、濃い色で周囲から目立つようにしたいと願う人もいるのではないでしょうか。
実際に外壁の色を選ぶときには、かなりの確率で濃い目の色を選んでいる人が多いと言われています。
その理由として見本の色が小さいことから、その色を塗った際の雰囲気や感覚を掴みにくい、ということが一因に挙げられています。
住まいの外壁に塗られている色が、色の見本の中ではどの色に該当するのか、実際に確認しておくといいと思います。
しっかり確認すると、想像していた以上に薄いことが分かるでしょう。
原色に近い濃い目の色をおすすめできない理由として、色あせが目立ちやすいということが特徴と言えます。
外壁塗装で使用する塗料は時間の経過と共に劣化していき、劣化が進むとチョーキング現象による影響が出てきます。
チョーキング現象というのは、紫外線の影響によって外壁が粉々になって白くなってしまうものです。
外壁の色が濃い目のものになると、その白さが目立ちやすくなります。
色の濃さと薄さによる劣化の速度は、あまり変わらないと言われています。
濃い目の色を塗ると、薄いものより色あせが目立ちやすくなりますので、消去法として削除することをおすすめします。
特に太陽光線の強いベランダを始め南面や西面には要注意になり、この方角はチョーキング現象による色あせが出やすいことから注意が必要です。
リスクが大きい色
塗装で塗るとリスクが伴うものです。
結論から言えば、色選びはカタログ（見本）の中から選んだ方がいいでしょう。
実際に塗料のカタログに掲載されている標準色は、30～50色程度と言われています。
もちろんそれ以外の色の選択も可能ですが、その場合は塗料メーカーから特注してもらうことになります。
業者からの特注ということですので、受注の度に色を配合したり調色したりすることになりますが、この調色は微妙に見た目が違ってくることもあるのです。
たとえ微妙であっても色が異なれば、仕上がり具合も変わってくることになります。
この点が、標準色以外の選択はおすすめできない理由です。
カタログ標準色以外（調色）は多少のリスクがありますが、当然ですがそのようなリスクを承諾の上での選択は何も問題がありません。
それを知らないで選択すると、後々トラブルの温床になりかねませんので、予備知識として身につけておくといいと思います。
窓枠の色選び
外壁塗装では、窓枠（サッシ）の色選びも大切です。
これはあまり知られていないようですが、窓枠の色が全体の雰囲気に大きな影響を与えます。
例えば、ヨーロッパのお住まいは異国情緒に溢れたものが多いですが、そういった家の多くはサッシの枠が白になっているのです。
そのため原色に近い濃い目の色であっても、オシャレで素敵な印象を与えてくれるでしょう。
日本の場合は、残念ながら日本にあるサッシの枠色は、ほとんどがブラック色やブランズ色になっています。
そういった背景がありますので、色を濃い目のものにすればするほど、全体的なイメージが暗くなりがちです。
これから外壁の色を選ぼうとしている方は外壁についても大切ですが、それ以外の要素もしっかり選ぶようにしてください。
外壁に使用する色の数
外壁塗装で実際に使用する色は、多い場合でも2色までに留めておくことをおすすめします。
それを知らないまま塗装をしてしまうと、後で後悔することにもなりかねません。
たくさんの色を使用して、よりキレイなものにしたいと思う気持ちも分かりますが、余程の技量がなければ、キレイにまとまることは少ないと思った方がいいでしょう。
それより、むしろ壁以外の付帯部分、例えば雨樋などの部位の色でアクセントを付けた方が、よりキレイに仕上げることができると思われます。
特に一般的な色彩に精通している人以外は、できるだけ2色までにまとめておいた方が間違いはありません。
ツートンカラーと単色の違い
外壁塗装の色選びですが、ツートンカラーと単色の選択も悩みやすい点ではないかと思われます。
人にもよりますが、例えば単色からツートンに変更すると、今までより見た目の印象が大きく異なります。
一方で単色は、ただ単純に同じ色の面積が増えてしまいますので、家自体が本来のものより大きく見えることがあり、そのた全体的に落ち着いた印象を与えることが増えてしまいます。
ツートンカラーと単色、どちらも魅力があるのかで迷うこともあると思いますが、それぞれの特徴をしっかり押さえておくことが大切です。
幕板（帯）がない家の場合
外壁塗装の色選びは、塗装する住宅の状態によっても変わってきます。
ツートンカラーでの仕上がりを希望されている方もいるかと思いますが、そんな方は最初に自分の家をチェックしてください。
ポイントは「自宅に幕板があるか」と「ALG外壁材のように壁と壁が重なり合っている部分に深い溝があるか」です。
幕板というのは、1階の外壁と2階の外壁を区切る仕切り板をイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。
幕板や溝がなければ、塗装がキレイに仕上がることは難しい、と言われています。
その理由として考えられることが色の境目のラインがキレイにならないことと、色分けする場所によって雰囲気が変わってくることが挙げられます。
ツートンカラーは同色系にする
ツートンカラーで仕上げる場合には、同色系でまとめておくことをおすすめします。
これはツートンを選択するときの、重要な要素にもなっています。
全体的にまとまりのあるものにするためには、同系色に限ります。
例えば濃い目の色を選択するときには、面積の広い階にまとめておくと、落ち着き感が増してくるでしょう。
1階と2階の面積があまりない場合には、1階より2階を濃い目にしておくと、よりモダンな印象を与えやすくなります。
外壁塗装の色の選び方、ツートンカラーについては色々ありますので、色選びに迷ったら業者に相談してみるといいと思います。
外壁塗装では色選びが重要なポイントになりますので、選び方のポイントについて理解をしておくことが大切です。
外壁塗装においての成功と失敗のコツさえ分かれば、初めて塗装を行うという方もスムーズに選べるのではないかと思われます。
選び方のポイントとしては消去法を取り入れて、できるだけ選択肢を減らすことで上手くいくでしょう。