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皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『外壁塗装の臭い対策と
人やペットへの影響』となります。
外壁塗装を行うと見た目が生まれ変わるだけでなく、建物を劣化から守ることができます。
しかし、外壁塗装を考える際に塗料の臭いが強くないか不安に思っている方は多いと思います。
中には臭いによるお隣さんへの迷惑を始め、人やペットの健康に影響が出るのではないかと心配している方もいるでしょう。
安心して外壁塗装を行うため、臭いを抑えるための方法や近隣住人に迷惑を掛けない方法はあるのでしょうか。
臭いを気にせずに安心して建物の見た目や機能性を上げられるように、外壁塗装をする際の対策を中心に臭いの正体や人・ペットへの影響について解説します。
・外壁塗装で気になる臭いの正体
外壁塗装をすると、シンナーのような刺激臭が発生することがあります。
このシンナー臭が発生する原因は、有機溶剤です。
外壁塗装をするための塗料を希釈する際に有機溶剤を利用することがあるのですが、これが原因となって刺激臭が発生します。
しかし、全ての塗料に有機溶剤が利用されているわけではありません。
有機溶剤が利用されていない塗料を使用することで、外壁塗装での気になる臭いを抑えることが可能です。
・外壁塗装中の臭いが与える人やペットへの影響
外壁塗装で発生する臭いは有機溶剤が原因ですが、この臭いが人やペットに対して悪い影響を与えるのではないかと心配な方もいるかもしれません。
せっかく建物の外観がキレイになっても、そこに住んでいる人やペットの健康が損なわれてしまっては残念です。
そこで外壁塗装中の臭いが人やペットに影響を与えないのか、という点について解説していきます。
①人やペットへの影響
有機溶剤はシンナーのような刺激臭を発生させますが、この臭いは長時間嗅ぎ続けると体調に悪影響を及ぼすことが分かっています
悪影響が引き起こされる例としては、頭痛や吐き気・めまいなどの不調です。
目や鼻、口など粘膜部分への影響も考えられます。
しかし、これはあくまでも臭いを長時間嗅ぎ続けた場合の話です。
外壁塗装中であっても、塗料のすぐそばで長時間臭いを嗅ぎ続けるようなことがなければ、これらの不調が起こることはほとんどありません。
もし体調が悪くなってきたり気分が優れなくなった時には、速やかにその場を離れて臭いがしない場所へと避難しましょう。
刺激臭による不調だけでなく、塗料の化学物質に反応して引き起こされるアレルギー反応にも注意が必要です。
万が一体調が悪くなった場合は、早めに病院で診てもらいましょう。
ペットの場合は臭覚が強いため、人間よりも悪影響を受けやすい可能性があります。
臭いが気になる期間中は、できるだけ臭いが届かない場所で生活してもらう方が良いでしょう。
心配なときは、その期間だけ信頼できる人に預かってもらうか、ペットホテルの利用などをおすすめします。
②赤ちゃん・小さな子供や妊娠中の方への影響
一般的に、塗料のすぐそばで長時間過ごさない限り、不調が起きることはありません。
大抵の塗料は安全性を考えて作られているため、心配する必要はほとんど無いと言えます。
しかし、赤ちゃん・小さな子供や妊娠中の方は注意が必要です。
この人たちは臭いに対して敏感な傾向があり、塗料の臭いによって体調が悪くなってしまうかもしれません。
自宅に小さな子供や妊娠中の方がいる場合は、より安全性の高い塗料を選んでもらうためにも、あらかじめ業者に伝えておくことをおすすめします。
実家やホテルなど外泊できる場所があれば、工事の期間中は別の場所で過ごすのも良いでしょう。
③お隣さんなど近隣へ住んでいる方への影響
多くの場合、外壁塗装は建物全体をシートで覆ってから工事を行います。
そのため、体調へ悪影響を及ぼすほどの臭いが周囲の家まで届くことはほとんどありません。
しかし、多少の不快な臭いが届いてしまう可能性はあります。
立地や風向きなどの条件によっては強く臭いが漂う可能性もあるため、後々のトラブルを起こさないためにも、外壁塗装工事をする前にあらかじめ近隣の住人へ報告しておくと良いでしょう。
・外壁塗装の臭い対策としてできること(施工前)
臭い対策として、外壁塗装の施工前にやっておきたいことを紹介します。
簡単にできることばかりですので参考にしてください。
①塗料選び
外壁塗装で使う塗料には油性と水性がありますが、油性塗料を選ぶと希釈のために有機溶剤が使用されています。
水性の塗料であれば水を使って希釈を行うため、有機溶剤は使用しません。
外壁塗装の気になる刺激臭を発生させないためには、水性の塗料を選ぶと良いでしょう。
しかし、耐久性やコストパフォーマンスの面で考えると、水性塗料よりも油性塗料を使った方がメリットの大きい部分もあります。
臭いだけでなく、耐久性やコストパフォーマンスなども考えながら塗料を選ぶことが大切です。
最近では、油性のものと比べても耐久性がほとんど変わらない水性塗料があるので、積極的に選ぶことをおすすめします。
塗料を選ぶ際に合わせて確認しておきたいのが、F☆☆☆☆(エフフォースター)マークの表記です。
このF☆☆☆☆は、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒド放散のレベルを確認できるマークで、JIS規格に基づいて表示されています。
ホルムアルデヒド放散のレベルはFの横にある☆の多さによって確認することができ、F☆☆☆☆と表記されているものであれば使用面積の制限もなく、最も安全に使用することが可能です。
塗料を選ぶ際には、このF☆☆☆☆マークもチェックしておきましょう。
②最も臭いが強くなる期間を把握しておく
外壁塗装中、実際に塗料を使う作業としては、下塗り・中塗り・上塗りといった工程があります。
この下塗り~上塗りには、それぞれ一日ずつの作業時間が必要です。
これらの作業が終わると、次に乾燥へと入ります。
下塗り~乾燥までに4日間必要になりますが、このうち最も臭いが気になる期間は中塗り・上塗り・乾燥を行う3日間です。
使用する塗料によっては若干のズレが生じる場合もありますが、この3日間よりも臭いが気になることはないでしょう。
臭いが強くなる期間が事前に分かっていれば、対策を行う期間も把握できます。
換気をするための窓を確保しておくこともポイントです。
少しでも臭いを気にせず安心して外壁塗装を行うためには、順番を考慮してもらえるように業者へ相談しておくと良いでしょう。
・外壁塗装の臭い対策としてできること(施工中)
臭いを気にせずに外壁塗装を行うためには、施工中にも対策が必要です。
①マスクの使用
マスクの着用も、外壁塗装中に行える臭い対策のひとつです。
しかし一般的なマスクでは、外壁塗装中の臭いに対してあまり効果は期待できません。
外壁塗装中の臭いを抑えるには、活性炭素や消臭成分などが入っている臭い対策用のマスクを着用すると良いでしょう。
臭い対策用のマスクは、ドラッグストアなどで簡単に入手することができます。
②換気
塗料の臭いが家の中まで流れてきた時には、換気を行うことが重要です。
しかし施工中は、塗料が付いてはいけない場所を養生で保護しているケースが多いです。
窓も養生しておく可能性が高いため、換気を行うためには事前に相談する必要があります。
臭いは下に向かって流れていく性質があるため、1階の塗装を行っている外壁から一番遠い位置にある窓を開けて、サーキュレーターや扇風機などを回して外へ風を送ると、効率よく換気できます。
窓を開けることで却って臭いが入ってくることも考えられるので、そういった場合は作業中ではなく作業後に換気を行うと良いでしょう。
③外出をする
臭いによる影響が心配な場合は、早くて簡単な対策として外出するという方法があります。
外壁塗装の施工中最も臭いが強くなるのは中塗り~乾燥までの3日間ですので、この期間は外出をして、物理的に原因から離れてしまうのも良いでしょう。
外泊が難しい場合は、塗装作業を行う昼間だけでも外出ができると、臭いによる心配が減ります。
・近隣の住民とトラブルにならないための対策
外壁塗装中は建物をシートで覆いますが、近隣の家へ臭いが届いてしまう可能性もあります。
近隣住民とトラブルにならないためにも、臭いが少なく安全性の高い塗料を選んでおくと良いでしょう。
施工前の挨拶や期間を告知しておくこともポイントです。
近隣の家への挨拶は業者の方でも行ってもらえますが、自身でも行っておくことをおすすめします。
期間の告知では、臭いだけでなく音が気になるかもしれないということを伝えておきましょう。
「何かあったときには言ってください」と伝えておくと、より印象が良くなります。
ほとんどの場合、外壁塗装を行うだけで近隣の家に影響が出ることはありませんが、トラブルが発生する可能性を考えて、あらかじめ対策を行っておくと安心です。
・臭いの相談に乗ってくれる業者を選ぶ
臭いの感じ方は人それぞれのため、業者によってはしっかり相談に乗ってくれないこともあります。
近隣の家への対応も行ってくれるなど、臭いに対して配慮をしている業者を選ぶことをおすすめします。
外壁塗装の塗料の臭いが引き起こす人やペットへの影響や、臭いを抑えるための対策法を紹介しました。
不快な臭いを抑えるには、水性塗料の使用や塗装の順番を業者へ相談して換気を行うなど、対策を行っておきましょう。
あらかじめ告知しておくなど、ご近所さんとトラブルにならないための対策もポイントです。
外壁塗装を行えば、建物の外観が美しくなるのはもちろん、劣化を遅らせたり耐久性を高めたりする効果もあります。
臭い対策や業者選びをしっかり行い、安心して外壁塗装を行いましょう。