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皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『外壁塗装で珪藻土が人気の理由』となります。
最近では、外壁塗装をする際の塗材として珪藻土の人気が高まっています。
バスマットや日用品に使われているイメージの大きい珪藻土ですが、実は塗材としても使うことができ、様々なメリットがあります。
メリットが多く人気も高いのであれば、外壁塗装をする際には是非選びたいところでしょう。
しかし、珪藻土と聞いてもどんなものなのか分からない方もいるのではないでしょうか。
そこで、外壁塗装での人気が高い理由を中心に、塗材としての珪藻土について解説していきます。
・珪藻土とは?
珪藻土とは、藻類である植物プランクトンが積み重なって化石化した泥土のことです。
自然素材である珪藻土には、高い保湿性や調湿性・吸水性や吸着性があります。
これは、珪藻土にある無数の細孔が毛細管現象を引き起こすためです。
様々な機能を持つ珪藻土は、水に濡れてもすぐに乾く性質を生かしたバスマットを始め、湿度を調整する性質を利用した湿気取りやコースターなどにも使用されています。
珪藻土を利用した、これらのグッズを見たことある方も多いのではないでしょうか。
バスマットや湿気取りといった用途の他に、吸着性を生かして靴の臭い取りやペットトイレの消臭、調理臭の対策としても人気です。
・珪藻土を外壁の塗材として使用するメリット
バスマットや湿気取り、消臭アイテムとして人気の高い珪藻土は、外壁の塗材としても様々な効果を発揮する素材です。
外壁に珪藻土を使うことで得られるメリットを知っておきましょう。
①湿気の調整をしてくれる
調湿機能のある珪藻土は水に濡れてもすぐ乾くので、湿気が多い日でもジメジメとした不快感がほとんどありません。
他の塗材と比べて、梅雨の時期でも快適に生活することが可能です。
逆に乾燥している場合には、湿気を排出して調整してくれます。
②消臭してくれる
珪藻土には吸着性があり、ペットトイレの臭い取りや調理臭の除去としても使われているほど、消臭効果が期待できる素材です。
外壁として使った場合にも、気になる嫌な臭いを吸い取ってくれます。
さらに排ガスの成分も吸い取ることが可能です。
③耐火性が高い
珪藻土の細孔は空気を含んでいます。
珪藻土の主な成分はケイ素です。
これらの理由により、珪藻土を使った外壁は耐火性が高くなります。
燃えても有害物質が発生しないということもあり、火事や災害が起きる可能性を考えると、珪藻土を使った外壁の方が安全性は高いです。
耐火性の高さや有害物質を発生しないという性質は、生活する上で大きなメリットになるでしょう。
④外気温から受ける影響が少ない
珪藻土の細孔が空気を含んでいるため、これが壁となることで外気温の影響を受けにくくなります。
外気温からの影響が少ないので、一年を通して快適に過ごすことが可能です。
外気温の影響を受けにくいことで、エアコンや暖房の使用量も抑えられるなど、省エネ効果も期待できます。
⑤補修がしやすい
珪藻土を使った外壁の場合は、ひび割れが起こっても塗り重ねるだけで補修が行えます。
そのため他の塗材と比べても、補修が簡単です。
メンテナンスが簡単なので、後々のことを考えて外壁に珪藻土を使用する方もいます。
⑥安全性が高い
珪藻土は、植物プランクトンが積み重なって化石化した泥土で、自然素材のひとつです。
外壁の材料としての珪藻土は、シックハウス症候群が問題になった1990年代に化学物質ではなく自然由来の成分を使った塗材を使おうという流れが起こった中で登場しました。
自然素材で、健康に影響を与えるような成分も入っていない珪藻土は、安全性の高さからも人気があります。
外壁に珪藻土を使うと、他の塗材を使用した時よりも生活が快適になり、安心して生活できるようになります。
・珪藻土にデメリットはないのか?
外壁に使うことで様々なメリットが得られる珪藻土ですが、いくつかデメリットも存在します。
メリットを最大限生かすためにも、珪藻土のデメリットはしっかりと理解しておきましょう。
①塗り替えの際に珪藻土を使用する必要がある
外壁に珪藻土を使うメリットのひとつである調湿性は、表面に出ているからこそ発揮されます。
珪藻土が表面へ出ていないと、調湿機能が失われてしまうのです。
そのため、塗り替えをする際には珪藻土を重ね塗りしましょう。
②汚れを吸い込むと取りにくい
吸水性の高さからもメリットのある珪藻土ですが、汚れのある液体を吸い込んでしまった場合は染み付いてしまうので注意が必要です。
しかし表面だけに染み込んだ汚れなら、やすりで削るなどの方法で対応できます。
汚れが表面だけでなく内部まで浸透している場合は、珪藻土を塗りなおして対応しましょう。
③塗り替え時に必要となる塗材の量が多い
吸水性の高い珪藻土は、塗り替え時に使う塗材も吸い込んでしまいます。
そのため塗り替え時には、他のものを使用した場合よりも多くの塗材が必要です。
外壁に珪藻土を使用する際は、塗り替え時のことまで考えて選ぶことをおすすめします。
・より珪藻土の効果を発揮するために
①成分を確認してから選ぶ
自然由来の成分を使っていることからも人気が高い珪藻土の塗材ですが、商品によっては配合されている珪藻土の比率が少なかったり、化学物質が入っていたりするものもあります。
珪藻土の塗材は固めるために凝固剤を利用していますが、これが多く使用されていると、せっかくの調湿性が低下する可能性もあります。
珪藻土の塗材であれば、全てが良いというわけではありません。
成分表示をしっかり確認して、使用する塗材を選びましょう。
②業者へ相談する
自宅の環境や条件によっては、珪藻土が合わない可能性もあります。
自分の家に珪藻土が合うのかを判断するためにも、不安な点や疑問点は業者へ相談しておくと良いでしょう。
・外壁に珪藻土を使った方が良いお家
珪藻土を使った外壁には、様々なメリットがあります。
メリットの多い珪藻土ですが、実際に自分の家にも合うのか、という点は気になることでしょう。
外壁塗装をする際に珪藻土の使用をおすすめしたい、珪藻土の外壁が合う家の条件を紹介します。
①湿気問題の大きいお宅におすすめ
調湿機能のある珪藻土は、湿気で悩んでいる家庭の悩みを解決してくれます。
寒い季節の結露問題やジメジメとした季節に発生するカビ問題など、湿気による悩みは尽きません。
結露やカビだけでなく、湿度が高いとダニやノミも湿度が増える原因にもなってしまいます。
湿度による問題は、カビの発生などにより外観を損なう原因になるだけではなく、ダニの死体によるアレルギーなど、健康問題にまで発展する可能性があるのです。
河川の近くや温湿帯など、湿気問題による悩みが大きいお家に住んでいるときは、外壁塗装をする際には珪藻土の使用をおすすめします。
②アトピーや皮膚が敏感な子供がいる家庭にもおすすめ
珪藻土は自然由来の成分を使った塗材なので、化学物質に敏感な子供や皮膚や体が敏感な方が住んでいる家庭でも安心して使えます。
建具や家具から発生する化学物質やカビ・ダニなどが原因で起こる、シックハウス症候群に対しても安全性が高いです。
珪藻土は、小さな子供や高齢の方がいる家庭を始め、シックハウス症候群が心配な方にもおすすめの塗材なのです。
外壁塗装で珪藻土の人気が高い理由を中心に、デメリットやおすすめの条件について紹介しました。
自然素材の珪藻土を使った外壁には、調湿機能や耐火性が高いといった様々なメリットがあります。
しかし、よりメリットを生かすためには、珪藻土についての知識が必要です。
せっかくのメリットを最大限に生かすためにも、珪藻土によるデメリットや性質などを事前にしっかり理解して、自分の家や条件と合うか判断しましょう。
珪藻土に限らず、外壁塗装をする際には塗材選びが重要です。
少しでも不安な点や疑問点があれば、プロの方へ相談することをおすすめします。