投資には様々なものがありますが、その中でも人気を誇っているのが不動産投資です。

安定した家賃収入を得られるなど、メリットが多いのが魅力的と言えるでしょう。

そこで家賃収入を実現させるためのコツなどを徹底解説します。

・家賃収入を得るには(その方法について)

これから不動産投資を始める方もいるかと思いますが、安定した収入を得られるようにするには、どういう方法で行えばいいのでしょうか。

家賃収入のために不動産投資を始めるには、以下の手順で行うことになります。

①資金の準備と物件探し

家賃収入を得るには、まずは収益物件を見つける必要があります。

その物件を得るためには、ある程度の資金も求められます。

希望する物件を購入するためにも、まずは初期費用を準備してください。

投資対象になる不動産としてはアパートやマンションなどがあり、その種類が多いのが特徴です。

価格が高い物件もあれば安い物件もありますが、安くてもある程度の資金が必要になりますので、事前に準備する必要があります。

多額の資金を要することから、住宅ローンを利用する人も少なくありません。

金融機関では様々なローンを用意していますが、その中には不動産投資向けの商品もありますので、まとまった資金を用意できない方は利用してみるのもいいでしょう。

ローンは実際に融資された分の返済と合わせ、利息も一緒に金融機関に支払う必要があります。

ネットでも検索でき、シミュレーションもできますので試してみるのもいいと思います。

ローンのシミュレーションを利用して、毎月の返済額や総支払額を把握しておきましょう。

もちろんローン管理も忘れないでください。

ローン管理をしっかりしないと、支払い遅滞や不能に陥ることがあるからです。

投資対象になる物件ですが、こちらは土地ごとに購入するアパートやマンションもあれば、ひと部屋だけで行うものもあります。

手軽にできるワンルームマンションを選ぶ人も少なくありません。

ただ物件の価格だけでなく、税金などの諸費用も必要になりますので、その点も考慮しておく必要があります。

諸費用としては、新築マンションの場合は価格の4%ほど、中古物件の場合は7%くらいを考えておくといいでしょう。

投資物件の規模などによって、実際に準備する資金額が変わってくるのがポイントと言えるでしょう。

②入居希望者への貸し出し

希望する物件が見つかったら、次は入居してくれる人を募集します。

入居者募集方法としては、「不動産会社に広告を作ってもらう」方法と、「入居者募集の手続きから、物件のメンテナンスまでの全てを管理会社に依頼する」方法があります。

入居者の募集は大変な作業でもあり、準備に多大な労力が必要なことから、初心者は何かと大変かもしれません。

それだけで滅入ってしまうこともありますので、無理をせず専門の会社に任せるのも方法のひとつです。

自身で全ての作業を行うより、仲介会社や管理会社などに依頼した方が効率的でしょう。

そして入居者が決まったら、次は契約手続きに入ります。

③契約手続き

契約の手続きは、不動産会社や管理会社で行ってくれますので任せていいと思います。

ただ内容の確認は、自分でもしっかりしておきましょう。

これから長いお付き合いになるかもしれませんので、どういう人が住んでくれるのか把握しておくことも大切です。

④家賃収入を受ける 

入居の手続きが終わると、入居者から毎月家賃収入が入ってきます。

不動産管理会社などに手続きを依頼すると、家賃収入から管理費や手数料などが差し引かれた残りが自分の収入になります。

それからローンも含んだ経費を差し引いたのが、正式な所得です。

家賃収入は給与や退職金以外の所得になることから、1年間に20万円を超えた時点で確定申告が必要になります。

確定申告の時期がきたら、実際に得られた収入を申告してください。

・家賃収入を成功させるポイント

家賃収入を失敗せず、成功させるためにはポイントを押さえておきましょう。

①不動産経営や投資に関する知識の取得

安定した家賃収入を得るためには、投資物件を買う前に知識を習得する必要があります。

知識については、投資と不動産経営それぞれが必要になりますので、しっかり勉強してください。

実際に不動投資に成功している方の多くは、自分が投資する対象のジャンルについて、しっかり勉強しています。

不動産に関しても、それに関連した書籍を読んだり投資セミナーに参加したり、ネットで調べたりなど工夫しているようです。

今はスマホもありますので、仕事の合間や外出中などでも勉強することが可能です。

様々なメディアを駆使して、不動産投資に必要な知識を育んでいます。

中には、投資セミナーに積極的に参加する人も少なくありません。

不動産投資の成功を掴むには、不動産会社などプロにまかせっきりにするのではなく、自身での勉強も大事になってきます。

②信頼できる不動産会社を選ぶ

家賃収入に成功するためには、対応してくれる不動産会社を選ぶことも重要です。

アパートやマンションなどの建物の取引や管理については、専門の不動産会社の協力を欠くことはできません。

不動産会社の数は多いので選択に迷うかもしれませんが、適当に選んでしまうと失敗することもありますので注意が必要です。

大手の不動産会社が見つかったからと簡単に決めるのは厳禁です。

1社だけで決めるのではなく複数の会社を比較することで、条件の良いところも見つかりやすくなります。

それぞれの実績やサービスの内容などを比較して、最も条件の良い業者に依頼することが大切です。

不動産会社の中には悪質なところもあり、そのような会社に引っかかってしまうと投資に失敗する可能性も高くなります。

③空室や家賃滞納などのリスクに備える

不動産投資を成功させるためには、リスクを回避する必要があります。

不動産投資のリスクとしては、「空室」、「家賃滞納」、「災害」、「価値暴落」などが有名です。

その中でも空室リスクは、対象となる物件に住む人に好まれないことから起こる事柄ですので、その原因を徹底して解明することが大切です。

入居者がいつまでも見つからなければ、その分家賃が入らず、支払いだけがかさみますので注意しておきましょう。

・専門家のアドバイスをもらいましょう

専門家からのアドバイスも大切です。

これまで不動産投資の経験がある方も、自分だけで何もかも解決しようとせずに、その道のプロに相談してアドバイスを求めてください。

不動産投資は多額の資金が必要となり、さらに手続きも複雑であることから、慣れていないと失敗する恐れがあります。

また購入した後も物件の管理や様々なトラブルの対処など、やらなくてはいけないことがたくさん待っています。

一般の人には知られていない、特別なノウハウが求められます。

自分で不動産投資のことを勉強していても、予期しないシーンに遭遇すると知識だけでは対応できないこともあり、ひとりでは対処できなくなります。

そんな時に頼りになるのがその道の専門家であり、プロであればどんなことが起きてもしっかり対処してもらえるでしょう。

家賃収入について成功させる方法を解説してきました。

不動産投資ではローン管理など、ポイントをしっかり押さえることが大切です。

不動産会社や管理会社など、不明な点はその道のプロからアドバイスを求めてください。

自分でもしっかり勉強することも大事で、それが成功へと繋がります。