皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます！！

今回のテーマは…『アパート・マンションを
満室経営にするためのコツ』となります。

経営しているアパートやマンションに、長期間空室となったままの部屋を持っているという方もいるでしょう。

今は空室がないアパートやマンションであっても、これから空室問題が発生するかもしれません。

長期的に一定の家賃収入を得ることができるアパート・マンション経営ですが、空室があるとその期間の収入は減ってしまいます。

より多くの収入を安定して得るためにも、全ての部屋が常に埋まっているような満室経営を目指したいところです。

そこで、アパート・マンションの空室問題で悩むオーナー様に向けて、満室経営を行うためのコツを紹介していきます。

入居してもらいやすい環境作り

①綺麗な状態の維持や設備の充実

まずは今存在する空室を埋めるために、入居者を増やすための対策を行いましょう。

入居者を増やす対策として最初に取り入れたいのが、常日頃からの清掃です。

アパート・マンション内の状態が綺麗であれば、外観写真の良い印象もアップするため、内見希望者も増えますし、実際に見に来てくれた方からの好感度も上がります。

より綺麗な状態を維持するためには、オーナー様自身でのチェックもポイントです。

アパート・マンション内の清掃を専門の業者へ依頼する場合にも、クリーニングが行われた後の状態については、しっかりと自分の目で確認しましょう。

もしクリーニング後の状態が良くない場合には、他の業者に依頼を検討する必要もあります。

また無料のインターネット設備の提供や、投資額に余裕がある場合はプチリフォームも効果的です。

②金額の引き下げは安易に行わない

入居者を増やすための対策として初期費用や家賃の引き下げという対策も挙げられますが、こちらはあまりおすすめできません。

初期費用や家賃の引き下げを行うと入居者が増える可能性は上がりますが、後になって家賃の滞納問題が起こるというリスクも高くなるからです。

安易に初期費用や家賃の引き下げは行わず、常日頃からの清掃や設備の充実などを行っていくことで、引っ越しを考えている方から「ここに住み続けたい」と思ってもらいやすい状態を目指しましょう。

入居希望者に対しての慎重な審査

①入居者の言動や態度をチェックする

入居者を増やして今存在する空室をどうにかしたいからと言って、入居の希望がある方を誰でも入れてしまうと満室経営は目指せません。

満室経営を目指すなら、アパートやマンションの入居希望者に対して慎重な審査を行うことが重要です。

身元や職業などの書類上の情報だけでなく、言動や態度から入居希望者自身の人柄もチェックしておきましょう。

この人柄チェックは、他の住民とトラブルを起こす心配がないかを判断するために必要です。

住民同士でトラブルが起きると、アパート・マンション内の人間関係は悪くなってしまいます。

誰であっても、トラブルを起こすような人が住んでいるアパートや、人間関係の悪いマンションには住みたくないでしょう。

人間関係が悪いと、その居心地の悪さやストレスから退去者が出てしまう可能性が高くなり、結果的に空室が増えてしまいます。

つまり入居希望者の人柄のチェックを怠ると、後々の空室問題へと繋がってしまう可能性があるのです。

②審査を慎重に行うことで家賃の滞納リスクも減らせる

アパートやマンションの経営をするにあたって、空室問題と同じく悩まされるのが家賃の滞納問題です。

入居希望者の職業や雇用形態はもちろん、収入額や勤務年数などの情報から支払い能力を審査時にしっかり見極めておくことで、家賃の滞納問題も防ぐことができます。

家賃の滞納問題を防ぐためにも、入居時の慎重な審査は欠かせません。

審査時の情報や言動に不安を感じてしまうなら、その方の入居はお断りしましょう。

満室経営を行うためには、空室ができやすい環境を無くすための対策が必要となるのです。

今いる住民への対応やフォロー

①アパート・マンション内の管理や住民の困りごとへの対応

満室経営を目指すなら、アパート・マンションの管理や住民達への気配りを普段から忘れないことが必要です。

人間関係が悪いと、その居心地の悪さやストレスから退去者が出てしまう可能性が高くなりますが、これは人間関係に限った話ではありません。

人間関係の悪さや住民同士のトラブル以外にも、アパートやマンション内で何か不満に感じるところがあれば、それは退去者の多さに繋がってしまいます。

例えば、アパート・マンション内の状態やトラブルが起きた際の対応です。

アパートやマンションの中が汚れていたり、照明が切れていたりするとストレスが溜まりますし、トラブル時の対応が雑だったり遅れたりすると、「ここの管理人は困っていても助けてくれない」と入居者に感じさせる原因になります。

アパートやマンションへの不満から退去者が出てしまうと、空室問題へと発展する可能性があるので、普段からフォローを行いましょう。

アパートやマンション内の管理が行き届いていれば、住民達からの印象も変わります。

共用スペースの電球交換やメンテナンスも定期的に行って、長く住めるような居心地の良いアパート・マンションを目指しましょう。

②住民同士のトラブルには両者の話を聞いた上ではっきりした対応をする

トラブルが発生した時には、素早く対処をすることも重要です。

住民からの相談があったときには、できるだけ早く対応しなければいけません。

特に注意したいのが、住民同士のトラブルです。

人間関係のトラブルは、曖昧な状態で放置してしまうと、どんどんヒートアップしてしまう可能性があります。

鍵の紛失や水漏れなどの困りごとなら明確な対処法が存在しますが、人間同士のトラブルにはハッキリとした解決策がありませんので、まずはしっかりと両者の話を聞くことが重要です。

両方の話を聞いた上で、どちらかに非がある場合には注意を行うなど、ハッキリした対応を行いましょう。

アパート・マンション内の管理や住民達への気配りを忘れないことで、全体の雰囲気や状態が良くなり、長く住んでもらえやすくなります。

退去理由の調査を行う

アパートやマンションから退去者が出た場合には、調査を行って原因を明確にすることもポイントです。

住民自身に引っ越しをしなければいけない事情があるなら別ですが、アパートやマンションに対しての不満から退去に至った場合には、また同じ理由で退去者が出る可能性もあるからです。

同じ理由から、入居者を増やせない原因にも繋がっているかもしれません。

退去者が出たときには理由を調査して、アパートやマンション内の状態に原因があった場合には、改善に向けて対策を行いましょう。

アパートやマンションを満室経営にするためのコツを紹介しました。

満室経営を目指すためには、どうやって空室に入居者を増やすのかだけでなく、どうすれば住民が長く住んでもらいやすい環境を作れるのか、と考えることもポイントです。

入居者を増やすため、アパート・マンション内の状態や設備を整えると共に、他の住民とトラブルになってしまいそうな方からの入居は審査時にお断りして、今住んでくれている住民のフォローを大事にしましょう。

これらを実践することで、一時的ではなく長期的な満室経営を目指せます。

アパート・マンションの経営についての困りごとがあり、一人で対応することが難しい場合には、各種専門業者への相談や依頼も候補に入れましょう。