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関東を中心に戸建てやアパート、ビル、マンションの外壁塗装・塗り替えの専門業者として数千件におよぶ施工を行ってきました。これらの実績と、培ってきたノウハウ・最新技術を持って、様々なご要望にお応えします。
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東京、神奈川、埼玉、千葉県など関東一円に対応しておりますので、家の塗り替え(外壁塗装、屋根塗装、屋上などの防水工事)はアイテックスにお任せください。
皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『狭くて足場を設置できなさそう…
外壁塗装は可能なの?』となります。
日本の気候は春夏秋冬で様々な姿を見せ、四季ごとの美しさは海外の方からも賞賛されていますが、季節ごとの環境の変化は外壁にとっては過酷な状態とも言えます。
住宅の外壁は厳しい環境下で経年劣化が進行し、定期的に塗り替えリフォームをしないと安全で快適な生活を送ることは困難です。
外壁塗装のリフォームをするためには作業用の足場を設置しなければなりませんが、人口密度の高い地域では隣の家との間に隙間が少なく、安定した足場の設置に悩むこともあります。
狭い場所での足場の設置、外壁リフォームの方法について紹介します。
外壁塗装用の足場の種類と相場
ビルや戸建て住宅の周りに、ネットや養生シートを被せた足場が設置されているのを一度は見たことがあると思います。
足場と一言で言っても、その用途や材料、コストによって様々な種類があります。
よく使用される代表的な足場を紹介します。
○多く使われるスタンダードな足場
作業現場用の足場は、大きくは9つに分類されていますが、一般的によく使用されているのはくさび式足場、ビスティ(枠組)足場、単管足場、単管ブラケット足場の4つです。
くさび式は支柱と踏板をくさびで固定・連結して組み立てるタイプで、効率がよくコスパにも優れています。
ビスティ足場は工場で組み立てられた枠とアンチによって設置されるタイプで、安全性に優れています。
単管足場は、鉄パイプを組み合わせて作る足場で、踏板がなく安全性が懸念されますが、組立自由度が高く狭い場所にも対応できます。
単管ブラケットは単管足場のデメリットを補う形の足場になり、安全性が向上していることから住宅リフォームの現場ではこのタイプが主流になっています。
○特殊な場所に対応した足場
外壁塗装を行う際に足場は欠かせないものとなっていますが、土地の形状や場所が特殊で一般的な足場を設置できないことも少なくありません。
川沿いや海沿いに建てられた住宅などでは、地面に足場を設置できない場合があります。
このような場所に対応しているのが、吊り足場です。
吊り足場はその名の通り上から吊り下げる形で設置する足場ですが、どこでも設置できる反面、事故リスクの高さがデメリットです。
他にも、建物自体に足場の部材を取り付けたり、張り出し足場も地面のない場所に設置が可能なタイプがあります。
○足場の設置費用の相場
外壁リフォームは約10年の周期で行うことが一般的ですが、その周期でリフォーム費用が掛かると考えると、ある程度の相場は知っておきたいものです。
足場の設置費用にももちろん相場がありますが、足場の種類によって金額には違いがあります。
足場の設置費用は、建物の外周+足場と建物の隙間分の距離に足場の単価を掛けて算出します。
くさび式足場で1㎡約800~1000円、単管足場で1㎡約500~800円が相場と言われています。
しかし、設置業者によって単価も違いますので、見積もり時に詳細を聞いておくと良いでしょう。
隣の家が近い狭い場所の外壁塗装
周辺が田畑や空き地であれば足場の設置に悩むことはありませんが、隣の家との境が1m未満の狭い場所に足場を設置し、塗装するのは簡単ではありません。
境界線ギリギリに建物が設置された場所では、足場の設置はもちろん塗装工事中に近隣とトラブルが起きる可能性もあります。
このような狭い場所で外壁塗装をするための方法について紹介します。
○一般的な足場設置に必要な距離とは
外壁の塗装を効率よく正確に行うためには、ある程度自由に動ける広さを持った足場が必要になります。
作業をするのであれば、どんな現場でも足元は広いに越したことはありません。
外壁塗装の足場を設置するために必要な距離は、一般的には70cm以上と言われています。
最低70cmというのには根拠があり、基本的に外壁塗装で使用する足場は約60cmの幅で設置されます。
外壁との間に隙間が全くないと組み立てるためのスペースはもちろん、近い場所の作業にも支障が出てきます。
10cm程度の隙間があれば、組立が可能で作業にも支障がないため、70cm以上の距離が必要なのです。
○隣接者の土地を使用し設置する場合の注意点
足場を設置するのに十分な広さが確保できる場所であれば、特に設置に悩む心配はありません。
しかし、隙間のない場所に足場を設置するとなると自宅の敷地では難しくなってきます。
このような場合、隣にお住まいの方の敷地に足場を設置すれば作業をスムーズに行えることもあります。
もちろん隣人に事前に相談をして、足場の設置許可をいただかなければなりません。
お隣に使用許可を得る場合の注意点としては、施工直前ではなくできるだけ早いタイミングで塗装工事を行うこと、足場を設置するなどの施工内容を説明することが重要です。
塗料や作業中のゴミが飛散したりしないように、十分に配慮して作業することを業者と共に伺って説明しておくことも有効です。
狭い場所に適した足場
狭い場所にリフォーム用の足場を設置する際に、お隣の方が敷地利用を快く引き受けてくれた場合は、通常サイズの足場を設置することが可能です。
しかし、敷地利用に難色を示されたり、お隣にも足場を設置する場所がない場合にはどうすれば良いのでしょうか。
○単管足場
近年は使用頻度が減っていますが、単管足場は外壁塗装用として広く使われていました。
パイプのみで踏板がないことで作業性が悪くなるデメリットがありますが、踏板がなくパイプのみで組立られるので、くさび式やブラケットタイプより狭い場所でも設置することが可能です。
くさび式、ブラケットタイプが最低70cm必要なのに対し、単管であれば最低50cmの幅でも対応できます。
○脚立足場
一般的な脚立をやや大きくしたような形状の脚立足場も、狭い場所での塗装が可能です。
ただ、外壁全面の塗り替え塗装のような大きな作業には適さず、部分的な塗装であれば使用することができます。
○吊り足場ほか
塗装の現場ではあまり使用されていませんが、吊り足場も狭い場所での工事用として使われています。
名称が表す通り建物の上から足場を吊るす形で敷地が無くても設置が可能ですが、安全性の面のリスクは一般的な足場よりもあります。
塗装が難しい場所に適した塗料
外壁の塗装は、経年劣化で塗装自体の性能が低下していくため、定期的に塗り替えリフォームをしなければなりません。
しかし、一般的な足場を設置するスペースが確保できない場所で広い場所と同じリフォームをするとなると、作業の手間はもちろんリフォーム費用も高額になる恐れがあります。
このような場所では、塗料を替えることでリフォーム頻度を下げることが可能です。
○フッ素系塗料
外壁塗装に使用される塗料は、シリコン系の塗料が一般的です。
シリコン系塗料の耐用年数は10~13年程度となっていますが、より耐用年数の高い塗料として使用されているのがフッ素系塗料です。
フッ素系の塗料は15~20年程度で、シリコン系よりも平均で5年くらい長く性能を保持することができます。
○ハイブリット塗料(無機成分)
約15~25年と、フッ素系塗料よりもさらに耐用性に優れた塗料として注目されているのが、ハイブリット(無機成分)塗料です。
外壁用の塗料には有機塗料と無機塗料があるのですが、ハイブリット塗料は簡単に言えばこの二つを混合させた塗料のことです。
シリコンやウレタンは、有機系の塗料で熱が加わることで性能が劣化する傾向があります。
ガラス繊維や医師の成分などは無機成分になり、これらが配合されていれば熱による劣化を低下させることが可能になります。
つまり有機塗料・無機塗料それぞれの特性を活かし、耐久性を高める目的で作られたのがハイブリット塗料なのです。
定期的に外壁塗装をリフォームすることは、建物を安全で快適なものにするためには欠かせません。
敷地の場所やスペースなどの問題があり、一般的な足場の設置が難しいことは少なくありません。
専用の足場の設置、近隣の協力、塗料の選定など対応策は色々ありますので、リフォーム場所に適した対策を検討して進めていきましょう。