外壁塗装に適した季節とタイミング

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『外壁塗装に適した季節とタイミング』となります。

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外壁塗装というと、何となく10年程度を目安に問題になってくるという認識をしている方も多いかと思いますが、実際には使用されている塗料によっても耐久年数は変わってきます。

そして、いざ外壁塗装をするとなると準備や手続きも合わせて大変な作業になります。
その中で、実際に外壁塗装をするタイミングや外壁塗装をするおすすめのシーズンはあるのでしょうか。

外壁塗装を依頼する前に、使用される塗料によって期待される耐久年数や、外壁塗装をする目安やおすすめのシーズンについて知っておきましょう。

外壁に使用される塗料の種類

外壁に使われる塗装には、様々な種類があります。

特に現在では、それぞれの業者の努力によって様々な効果を持つ塗料も利用されるようになってきました。
塗料によってかかる費用はもちろん、効果も様々となっているので、より家に相応しい塗料を選んでみましょう。

外壁塗料として特に使われている事が多かったのが「アクリル塗料」です。
こちらの耐久年数は、長く見積もって約5~8年程度となっています。
塗料の中でも一番安価な塗料として知られており、現在ではほとんど使われる事が無くなった「ウレタン塗料」と並び、過去に使用頻度の高かった塗料と言えます。

現在では、耐久年数と費用の比較によって、より性能の良い塗料が使用されるようなりました。

似た塗料として「ピュアアクリル塗料」が挙げられますが、こちらは塗料の中に含まれる不純物を取り除くことによって、アクリルが持つ本来の力を引き出した塗料として知られています。
耐久年数もアクリル塗料と比べると長く、約15~20年の耐久年数が見込まれます。

次に「シリコン塗料」は、耐久年数が10~13年とアクリル塗料に比べると長く、価格的にもリーズナブルである事から、現在では一番ポピュラーな塗料として知られています。
使用されている割合的にも、塗り替えを検討する際の選ばれやすさ的にも、使用頻度の高い塗料です。

そして現在使用されている塗料の中で、一番耐久年数が長いと言われているのが、フッ素などを使用して作られる「無機塗料」と呼ばれている塗料です。

無機物を使用することによって、紫外線の影響を受けない塗料として開発されました。
こちらの塗料は耐久年数が約15~25年と長く、高い耐候性と不燃性が魅力の塗料です。

他にも光合成を利用して外壁についた汚れや匂いを分解する「光触媒塗料」や、蛍石を原料に作られた「フッ素塗料」、紫外線を浴びることによって起こる劣化をコントロールする「ラジカル制御型塗料」など、現在では様々な塗料が作られています。

家の立地によっても外壁に求める効果は変わってくるかと思いますが、費用などと合わせて使いやすい塗料を選択してください。

注意点として、既に使用されている外壁塗料との相性によっては希望の塗料が使いにくい場合もあります。
症状としては、新しく塗った塗料が剥がれやすくなったりするといった症状が出てきます。

どのような塗料がおすすめなのか、どのような工事が必要になるかなどを業者としっかり相談しておきましょう。

外壁塗装が必要になる目安

使用されている外壁塗料の種類を知っている場合には、目安の耐久年数によって塗り替えの時期を判断しやすくなりますが、家を購入した時に外壁に使われている塗料まで気にかけているという事はありません。

年数が経つうちに忘れてしまった、という方も多いのではないかと思います。

そんな時には、実際に外壁の状態を見ることによっても判断することができます。

外壁は時間を問わず常に風雨にさらされているので、知らない間に劣化をしていることがほとんどです。

一年に一回程度は外壁に異常が無いかをチェックしておきましょう。

〇チョーキング現象

まず外壁の劣化として挙げられるのがこの「チョーキング現象」です。

こちらは見た目にも変化が分かる症状で、昔よりも壁の色が目に見えて薄くなってきたと思った時には要注意です。

チョーキング現象とは、塗料の粉状化の事を指します。
外壁に触れた時に指に白い粉が付いた場合、塗料が劣化して徐々に剥がれてきているサインと言えます。

〇ひび割れ・亀裂
次に問題になりやすいのが「ひび割れ・亀裂」です。

こちらも見た目に分かりやすい症状で、外壁の一部にひび割れが起こっている場合に塗料が劣化しているという判断ができます。
特に日光に当たりやすい南側の壁に起こりやすい症状なので、日当たりの良い場所の壁は気を付けましょう。

こちらの亀裂を放置してしまうと、亀裂から家の内部に湿気や雨水が流れ込み基礎が腐ってしまう事もあります。
長期間放置する事によって、外壁だけではなく内部の工事も必要なってしまうということもあるので、見つけた場合には放置しすぎないように気を付けてください。

〇苔や藻の繁殖
日光の当たりにくい場所や北側で良く発生するのが「苔や藻」の繁殖です。

塗料がしっかりと機能している壁の場合、少しの汚れや苔であれば雨水などで流れ落ちるようになっています。
そのため、着いた汚れや苔がそのまま長く壁にとどまっている時には、塗料の持つ力が弱くなっている証拠になります。

北側や日陰に限らず近くに水源があるなど、湿気の多い場所の壁は注意をしておきましょう。

〇壁材の剥がれ

最後に「壁材の剥がれ」も、外壁の問題のひとつになります。

長期間にわたり使用されてきた壁材は、長年風雨や湿気にさらされる事によって徐々に形が変形してしまい、壁の浮きや剥がれなどの現象が起こることがあります。

表面の壁材が剥がれ始めたり、放置をすることでこちらもひび割れや亀裂同様内部にまで影響が出る場合もあります。
壁に穴が開く前に、できるだけ対処しておきましょう。

外壁塗装をするおすすめのシーズンはある?

外壁に使用されている塗料の種類によっても、外壁を塗装するタイミングは変わってきます。

同じ塗装であっても、家が建っている立地によって劣化のスピードも変わってきますので、それぞれ適切なタイミングを見極めて外壁の塗装を行うようにしましょう。

そして塗装を行う時に気になるのが、塗装におすすめのシーズンかと思います。

そろそろ塗装をしたいという方は、工事を円滑に進めるためにも塗装を行うシーズンに気を付けてください。
塗装を行う際に考慮しておきたいのは、湿度の高さや雨の振りやすさです。

湿度が上がったり雨が降ると塗料の渇きが遅くなり工事に遅れが出て来たり、環境によっては工事が難しくなる事があります。
できるだけ雨が降りやすい時期や湿気の多い時期、そして台風が発生しやすい時期は避ける事がおすすめです。

その上で、特に塗装に適しているシーズンは春や秋と言われています。

冬であってもあまり雪が降らない地域であれば、空気が乾燥している事によって塗料の渇きも早くなるので、おすすめのシーズンとなっています。

塗料が早く乾くことによって工事の期間を短縮することもできるので、できるだけ塗装に適したシーズンに向けて計画を立てるようにしましょう。

外壁塗装に使用される塗料の耐久年数や外壁塗装を行う際の目安、そして外壁塗装に適したシーズンについて紹介しました。
外壁塗装は工事が終わるまで時間がかかることはもちろんですが、費用面でも負担になりやすいのが問題です。

ですが、外壁の色を変えることは、家の雰囲気を一新する事にもなります。
納得できるような性能と見た目になるように、より良い塗料を選ぶことをおすすめします。

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