火災保険で家の修理ができる?
修理対象から適用範囲

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『火災保険で家の修理ができる?
修理対象から適用範囲』となります。

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業者から「火災保険に入れば家の修繕が可能ですよ」と勧められた事もあるかと思います。
そのため何だかよくわからないまま、家の修繕ができるならと火災保険に入る方が多いです。

ただこの火災保険は、一体家にどのような事象が起きたら保険適用ができるか理解している方は少ないと思います。
そこで、火災保険の適用範囲について紹介します。

火災保険の適用範囲

火災保険の対象は、建物・家財の2つとしており、補償できる範囲が限られています。
この条件を知らないと、いざと言う時に保険適用ができずに困ってしまう事もあります。

そこで、火災保険で家の修繕を行うための条件を紹介します。

①建物に含まれる部分
保険会社により規定が異なりますが、一般的には電気、ガス、冷暖房設備、門や塀、垣、物置、車庫、その他の付属設備が対象となります。

詳しく知りたい場合は、保険会社に確認する必要があります。

②家財に含まれる部分
保険会社により規定が異なりますが、一般的には物置、車庫、自転車および原動機付自転車、建物に収容される家財、敷地内に所在する物が対象となります。

詳しく知りたい場合は、こちらも保険会社に確認する必要があります。

③火災保険の補償対象
火災保険の補償対象は以下です。

〇原因不明の火災
自宅のキッチン回りで原因不明の爆発によって半焼してしまった場合や、失火や放火など原因不明の火災が発生した場合などで火災保険が適用されます。

例えば失火では、近隣で火災が発生した事により、消火活動中に建物・家財に被害を被った場合などが当てはまります。

他にも過失がない事が前提となりますが、タバコの不始末により火災が起こった場合などが対象となります。

〇台風、落雷などの自然災害
台風、突風、落雷など一部の自然災害によって受けた建物・家財の損害を補償してもらえます。

自然災害が原因なら電気、ガス、冷暖房設備など、家財・建物に含まれる部分全てが適用範囲となります。

そのため台風や火災によって家にガタが来たなど、思い当たる箇所があるなら火災保険が適用されると考えて良いでしょう。

ただし火災保険は、あくまでも自然災害が対象となるので、経年劣化と判断された場合は保険適用されないので注意しましょう。

これらは保険の条件によって異なる場合があるので、詳しく知りたい場合は保険会社に確認しましょう。

〇故意でない破損
飛来物によって損害を被った場合は、火災保険が適用されます。

飛来物とは、石やボールがガラスに当たり割れた、ドローンが落下してきて建物・家財が破損したなど、建物が外的要因によって被害を被った場合を指しています。

ただし、台風などの自然災害によって看板や木などが飛来してきた場合などは自然災害に当たりますので注意しましょう。

〇水漏れ被害
水漏れによる被害も火災保険が適用されます。

水漏れとは、排水管やトイレの水洗設備が破損し水が漏れ、床や壁が損傷した、他人の住居からの事故により水漏れや放水などが起こり水濡れ損害が発生したなど、漏水・放水事故によって発生する損害を指します。

水漏れと水災は、別災害として扱われます。
例えば水災は、台風などの影響で建物や家財に被害がある場合を指しますので注意しましょう。

火災保険の適用条件

火災保険を使用する場合、適用条件があります。

①請求期間
修理が必要になってから3年以内に火災保険の請求を行う必要があります。

この理由は、火災や自然災害による損害が発生してから時間が経過すると、実際の損傷がこれらが原因で発生したものなのかを調査する事が困難になるためです。
状況によっては、3年以上経過してしまうと経年劣化と判断される可能性もあるので注意が必要です。

そのため火災保険を請求する場合は、事象が起きてから迅速に行う事が大事です。

②修理費用
修理費用が20万に満たない場合は、適用条件に当てはまらなくなるので注意しましょう。

ただし一般的な屋根修理では仮設足場を設置する必要があるので、修理費用と合わせて20万円以上になるケースが多いです。
そのため修理費だけに捕らわれず、完遂までいくらくらい掛かるかをしっかり見積もると良いでしょう。

請求の流れ

火災保険を請求する場合の流れは、全部で7工程となります。

①保険会社に連絡
契約した保険会社に損害を受けたことを連絡する必要があります。

この際に契約者の氏名、保険証券番号、被害状況や事故内容などを担当者に伝えます。
被害状況や事故内容については、曖昧な返答を行うと保険適用がされない事例も実際にありますので気を付けておきましょう。、

もし心配な方は、火災保険申請をサポートしてくれる業者に依頼すると確実な申請が行えるようになるので検討すると良いでしょう。

②必要書類記入
保険会社に連絡すると、早急に保険会社から保険金の請求に必要な書類や案内文書が送られてきます。
この書類内容をしっかりと確認し、必要事項を記載する必要があります。

書類の中には、証拠写真など契約者が事前に準備する必要となる物もあるので、保険会社に聞いておくと良いでしょう。

③修繕費見積もり
保険会社に提出する書類に中には、修理費用の見積書が必要になります。
この際、複数の業者に見積もりしてもらい、適切な業者を選ぶようにすることが理想です。

業者の中には、こちらが保険適用を知らない事を良い事に、言葉巧みに契約を交わそうとする悪徳業者などもあり、トラブルが多発しているのが現状です。

よくある事例は、工事依頼後に火災保険が適用できない事が発覚した際、工事のキャンセルを伝えても多額の違約金を請求されるケースがあります。

そのため工事費用や見積もりの内訳、解約料やクーリングオフなど、工事に関する大切な情報をしっかりと把握しておきましょう。

できれば、口コミの良い実績のある業者を選ぶようにすると良いでしょう。

④必要書類提出
保険会社に保険金請求書、修理費用の見積書など、必要書類を提出します。
書類によっては、被害にあった日や被害状況が明確にわかる写真などが必要となる事もあります。
事前に自分で調査ができる事、用意できる物の準備はしておくと良いでしょう。

⑤保険会社の調査
保険会社から派遣された鑑定人が被害状況の調査、確認を行います。
調査結果を元に、契約者から申請された内容と照らし合わせて保険金の支払対象かの審査を行います。
ここで支払われる保険金の金額が確定します。

この際に金額が合っているか、契約内容と相違ないかをしっかりと確認する必要があります。
修繕費については、全て保証されるとは限りませんので注意が必要です。

⑥保険金の入金確認
保険会社と契約者双方で合議されると、契約者指定の口座に保険金が支払われます。
この際に保険金の入金をしっかりと確認しましょう。

⑦修繕開始
支払額を確認した後に修理契約を締結し、着工の指示をするようにしましょう。
実際、修理費用が満額になるとは限りませんので、この際に支払額に応じた修理内容を再検討する事ができます。
その後に家の破損部分の修理が着工されるという流れになります。

火災保険を適用する場合、適用範囲や適用条件についての正しい知識を持つ事が重要です。

保険を使う事で修繕費が無料近くまで支払われる可能性がありますが、ここは保険契約によっても変わってきますので、契約の際はしっかりと内容を理解してから業者と契約を結ぶようにしましょう。

そして修繕を行う際の業者については、複数の業者に見積もりをしてもらい、信頼できる業者を選ぶ事が大切です。

ネットなどの口コミや知人などの意見を良く聞き、できるだけ実績のある業者を選ぶことが重要と言えます。

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