屋根材の種類と選び方

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『屋根材の種類と選び方』となります。

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屋根材の選択は家の寿命と直結する重要な決断です。

とはいっても、屋根材にも種類がいくつかあります。適切な屋根材を選ぶことで、長期的なコスト削減と快適な住環境を実現できます。人気の屋根材の特徴や選び方のポイントをおさえて、適切な屋根材を選びましょう。

人気の屋根材4種類とその特徴

●スレート屋根材
– 耐用年数:20~30年
– 価格帯:5,000~6,000円/㎡
– 特徴:軽量で施工しやすく、価格も手頃

スレート屋根材は、セメントと繊維を混ぜて作られた軽量な屋根材です。比較的安価で施工も容易なため、多くの住宅で採用されています。デザインの種類も豊富で、和風から洋風まで幅広い建築様式に対応できます。ただし、他の屋根材と比べると耐久性はやや劣るため、定期的なメンテナンスが必要です。

●ガルバリウム鋼板
– 耐用年数:25~30年
– 価格帯:6,000~9,000円/㎡
– 特徴:耐食性に優れ、メンテナンスが比較的容易

ガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミニウムの合金でコーティングされた鋼板です。耐食性に優れており、錆びにくいのが特徴です。軽量で施工も簡単なため、リフォームにも適しています。モダンな外観が特徴で、現代的な住宅によく合います。ただし、金属製のため夏は熱くなりやすく、雨音も響きやすいというデメリットがあります。

●瓦(かわら)
– 耐用年数:50年以上
– 価格帯:8,000~15,000円/㎡
– 特徴:高い耐久性と伝統的な美観を兼ね備える

瓦は日本の伝統的な屋根材で、高い耐久性と美観を兼ね備えています。耐火性や耐候性に優れ、50年以上の長寿命が期待できます。断熱性も高く、夏は涼しく冬は暖かい住環境を作り出します。ただし、重量があるため、家の構造体への負担が大きくなります。また、初期コストも他の屋根材と比べて高めです。

●アスファルトシングル
– 耐用年数:20~30年
– 価格帯:3,500~16,000円/㎡
– 特徴:軽量で施工が簡単、デザイン性も高い

アスファルトシングルは、アスファルトを主原料とした軽量な屋根材です。施工が簡単で、様々な色やデザインが選べるのが特徴です。特に洋風の住宅によく合います。価格帯も幅広く、予算に応じて選択できます。ただし、耐久性はやや劣るため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

屋根材選びの5つのポイント

●耐久性と寿命
長期的な視点で考えると、耐久性の高い屋根材を選ぶことがコスト面でも有利です。
瓦は初期投資は高くても、長寿命であるため総合的なコストパフォーマンスに優れています。
一方、スレートやアスファルトシングルは初期コストは低いものの、耐用年数が短いため、長期的には交換やメンテナンスのコストがかかる可能性があります。

●気候条件との適合性
地域の気候に合った屋根材を選びましょう。
例えば、積雪の多い地域では耐雪性の高い屋根材が適しています。瓦やガルバリウム鋼板は雪の重みに強いですが、スレートやアスファルトシングルは注意が必要です。
また、台風の多い地域では、風に強い屋根材を選ぶことが重要です。ガルバリウム鋼板は軽量ですが、適切に施工すれば強風にも耐えられます。

●メンテナンス頻度と費用
定期的なメンテナンスが必要な屋根材もあります。長期的なメンテナンス費用も考慮に入れて選択しましょう。
瓦は耐久性が高く、メンテナンス頻度は比較的低いですが、一度破損すると修理コストが高くなる可能性があります。
一方、スレートやアスファルトシングルは定期的な点検と補修が必要ですが、部分的な修理は比較的容易です。
ガルバリウム鋼板は耐食性が高いため、メンテナンス頻度は低めですが、塗装の劣化には注意が必要です。

●家の構造との相性
重量のある瓦は、耐震性の高い家屋に適しています。一方、軽量なスレートやガルバリウム鋼板は、様々な構造の家に対応できます。
特に、既存の家屋のリフォームで屋根材を変更する場合は、建物の構造強度を考慮して選択する必要があります。軽量な屋根材を選ぶことで、建物への負担を軽減できる場合もあります。

●デザインと外観
屋根材は家の外観に大きな影響を与えます。周辺の景観や家のスタイルに合った屋根材を選びましょう。
和風の家屋には瓦が良く合いますが、洋風の住宅にはスレートやアスファルトシングルが適しています。ガルバリウム鋼板は現代的なデザインの家によく合います。
また、屋根の色も重要な要素です。周囲の環境に調和する色を選ぶことで、街並みの美観にも貢献できます。

屋根材のメンテナンス

屋根材を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。以下のポイントに注意しましょう。

●年1回以上の点検を行う
屋根の状態を定期的にチェックすることで、小さな問題を早期に発見し、大きな損傷を防ぐことができます。特に台風や大雪の後は、必ず点検を行いましょう。

●雨どいの清掃を定期的に実施
雨どいに落ち葉やゴミがたまると、排水不良を引き起こし、屋根材の劣化を早めてしまいます。定期的な清掃で、スムーズな排水を確保しましょう。

●破損や劣化が見られたら早めに補修
小さなひび割れや剥がれでも、放置すると雨漏りの原因になります。早めの補修で、大規模な修理を防ぐことができます。

●専門家による定期的な塗装やメンテナンス
特に金属系の屋根材は、定期的な塗装が重要です。専門家に依頼することで、適切なメンテナンスを行うことができます。

最適な屋根材を選ぶには、耐久性、価格、メンテナンス性、デザインなど、多角的な視点が必要です。自身の予算や家の構造、地域の気候条件などを総合的に考慮し、長期的な視点で選択することが大切です。

例えば、初期コストを抑えたい場合は、ストレートやアスファルトシングルが適していますが、長期的な耐久性を重視するなら瓦が良いでしょう。また、メンテナンスの手間を減らしたい場合は、ガルバリウム鋼板が選択肢として挙げられます。

地域の気候条件も重要な要素です。積雪の多い地域では耐雪性の高い屋根材を、台風の多い地域では耐風性の高い屋根材を選ぶと良いでしょう。また、周辺の景観との調和も考慮に入れましょう。

さらに、将来的なリフォームや増築の可能性も考えておくと良いでしょう。軽量な屋根材を選んでおけば、後々の改修工事がしやすくなります。

専門家に相談することで、より詳細な情報や適切なアドバイスを得ることができます。屋根材の選択は家の寿命を左右する重要な決断です。慎重に検討し、最適な選択をしましょう。

適切な屋根材の選択と定期的なメンテナンスにより、快適で安全な住環境を長年にわたって維持することができます。家族の安全と快適さを守るため、屋根材選びに十分な時間と注意を払いましょう。

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