失敗しない
外壁塗装のスケジュール

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『失敗しない
外壁塗装のスケジュール』となります。

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外壁塗装は建物の美観や耐久性、そして資産価値を長く維持するために欠かせない工事です。

ただし、気候や季節による条件が大きく影響するため、適切な時期に計画しなければ工事の品質やスケジュールに支障が出ることがあります。
ここでは外壁塗装に適した季節を含め、「失敗しない外壁塗装のスケジュール」を4つの段階に分けて、オーナーさま向けにわかりやすく解説します。

外壁塗装に適した季節の選定と事前リサーチ

外壁塗装は基本的に春(3月~5月)か秋(9月~11月)に行うのが最適とされています。これらの時期は、気温が5℃以上で湿度が85%未満となることが多く、塗料の乾燥に適した環境だからです。特に、塗料の乾燥や硬化に影響を与える気温が5℃未満になると乾燥が遅れ、塗膜の剥がれや膨れの原因となります。湿度が85%以上の高湿度の場合も乾燥不良により仕上がりに悪影響が出るため避けるべきです。

一方で梅雨の時期(おおよそ6月〜7月)と真夏の猛暑日は湿度が高い・気温が極端に高い・強い日差しがあるため、塗膜の乾燥不良やムラが発生しやすいことから注意が必要です。冬季は寒冷地での氷点下や霜の発生がある地域では施工が難しいですが、温暖な地域なら早朝の冷え込みを避ける工夫で可能です。

外壁塗装が可能な天候条件は「晴れまたは曇りの日」「気温5℃以上30℃以下」「湿度85%未満」「強風でないこと(風速3m/s以下が望ましい)」です。これらを踏まえて、塗装予定時期の天候をチェックし計画を立てましょう。

加えて、塗装業者は春・秋を中心とした繁忙期に予約が集中するため、希望時期がある場合は早めの情報収集と複数業者からの見積もりを取得し、余裕をもって計画を進めることが失敗を防ぐポイントです。

契約~着工直前:詳細な打ち合わせと周辺への配慮

契約後、着工前には工事内容やスケジュールの詳細をしっかり打ち合わせます。この時期は季節や気象に関する注意点も含めて確認しておくことが重要です。

具体的には、施工範囲の確定や塗料の種類・色味の最終決定に加え、工事開始予定日や工期、作業時間帯を確認します。

春や秋は最適な気候とはいえ、天候変化や急な降雨の可能性もあるため、工事延期になった場合の対応ルールや工期延長の条件もあらかじめ取り決めておきましょう。

また、工事期間中は足場の設置や高圧洗浄時に騒音や振動が発生し、洗濯物が干せなくなるなど入居者や近隣への影響もあります。入居者や隣接住民に対して事前の案内や挨拶を行い、日程や影響内容を周知徹底することでトラブル防止に繋がります。

特に築年数の長いマンションや複数戸ある賃貸物件では、管理会社と連携し適切なタイミングで告知文の配布や掲示をするなど配慮が求められます。

工事期間中:天候管理と進捗連絡の徹底

工事着工後は、天候の状況が塗装品質を左右するため、当日の気象条件が適合しているか施工業者とこまめに確認しましょう。

たとえば雨や結露、霜が発生している場合は塗装作業を中断し、塗布後に雨が降ってしまった場合は塗装面を養生しダメージを最小限に抑える対応が必要です。

春・秋でも朝方の湿気が多い時間帯や、突発的な強風・台風接近のケースには注意が必要です。業者はこうした天候変化を踏まえ、工期や工程の調整をこまめに実施しています。

また、施工中は安全管理や現場の清掃状態、近隣への配慮も大切です。養生や道具の整理、共有スペースや通路の確保、騒音レベルのモニタリングなども忘れずに確認しましょう。

施工中の進捗状況については写真での報告や定期的な打ち合わせ、質問受付を活用し、オーナーさまと施工会社の間で情報を共有することが、工事の透明性と信頼確保につながります。

完了・引き渡し:仕上がり検査と長期メンテナンスの把握

工事完了後は、塗装面の仕上がりを隅々までチェックします。色ムラや塗り残し、塗膜の剥がれ、汚れの付着の有無を確認してください。付帯部(窓枠、雨樋、ベランダ手すりなど)も見落とさず、足場撤去後の清掃状態もチェック項目です。

また、保証書や工事完了報告書の受け取りは必須です。塗料の種類や施工内容が記載されているか、万一の補修対応や保証期間の詳細が明示されていることを確認しましょう。

季節の変わり目に気温や湿度が変化しても塗膜がしっかり硬化できているかは重要なポイントです。特に施工直後に大雨や強風、霜などの天候変化があった場合はアフター点検の機会を設けることが望ましいです。

さらに、定期的なメンテナンスのスケジュールや塗装面のセルフチェック方法など、今後の維持管理に関する説明を受けることでトラブルを防ぎやすくなります。

外壁塗装を成功に導くためのポイント

●外壁塗装の理想の季節は「春」と「秋」。気温5℃以上、湿度85%以下の安定した天候の日を狙うこと。
●梅雨や真夏の猛暑、冬の寒冷期は施工のリスクが高い。やむをえずこの時期に実施する場合は、高度な技術や対策が必須。
●施工前には複数業者からの相見積もりをとり、スケジュール調整や工事内容の詳細な打ち合わせを徹底すること。
●工事期間中は天候変化に柔軟に対応できるよう情報共有を密にし、安全や近隣環境にも配慮。
●引き渡し時は仕上がり・清掃状況を確認し、保証・アフターケアの内容についても納得したうえで受領すること。

このように季節の特徴を理解し、無理のないスケジューリングと事前準備を進めることで、どのような規模の建物でも長期的に満足できる外壁塗装を実現できます。外壁塗装を検討する際は、ぜひこのポイントを参考にして、安心・確実な工事を目指してみてください。

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