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皆さんこんにちは!
今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!アイテックス代表の越川です。
今回のテーマは…『外壁塗装職人とのトラブル対策』となります。
外壁塗装では様々なトラブルに見舞われることがあります。
そのひとつが塗装を行う職人とのトラブルで、様々な事例が挙げられています。
そこで外壁塗装職人とのトラブル事例や、その対策について検証していきましょう。
・外壁塗装のトラブルとは
自宅の外壁塗装を考えた時に心配になってくるのが、業者(職人)とのトラブルではないかと思います。
それがネックになり、なかなか塗装の決断ができない人もいるかもしれません。
外壁塗装でのトラブルは色々ありますが、職人とのトラブルにも注意する必要があります。
外壁塗装の職人との間に起こるトラブルとしては、塗装や契約についてのトラブルと、職人そのものに対するトラブルが見受けられます。
・相場より高い金額での契約
もともと外壁塗装は高額なサービスではありますが、それにも関わらず一社だけの見積りで判断する人も多いのではないかと思います。
外壁塗装のような比較料金がかかる工事については、事前に他の業者と相見積りを行うのが一般的です。
相見積もりすることなく一社だけで契約を決めてしまう理由のひとつに、訪問販売の件が挙げられます。
最近はネットの普及も相まって、比較サイトなど便利なサービスも増えています。
しかし、外壁塗装業界では未だに訪問販売が活発に行われているのも事実で、そのため他業者との比較をする前に契約をさせられてしまうことも多いようです。
相見積りをしないと、その業者が提供している価格やサービスが果たして正当なものなのか判断するのは難しいでしょう。
もちろん同じ内容のサービスであれば、価格の安い方がお得であることは言うまでもありません。
このように相場より高い金額で契約してしまうトラブルも多いので、外壁塗装を行う際は1社だけでは判断せずに複数社、最低でも2~3社程度は見積りをして、それらを比較して決めることをおすすめします。
相見積もりの方法ですが、業者を一度に自宅に呼ぶのではなく、1社1社それぞれ対応することで談合などを防止でき、より正確なサービスや価格を比較することが可能です。
・仕上がりの満足度によるトラブル
外壁塗装では様々なトラブルが起こりますが、その中でもよくあるトラブルが仕上がりに関してで、当初に計画していたイメージと大きくかけ離れていたことなどが挙げられます。
外壁塗装を行う際は、事前に塗装業者(職人)とデザインやカラーなどの打ち合わせを行い、双方確認の上で決めるのが一般ですが、どうして仕上がりのイメージが違うトラブルが発生するのでしょうか?
この原因は感覚の問題です。
業者側は小さ目のサイズのカラーや見本帳などを元にして、顧客と打ち合わせを行って決めていくのが一般的です。
しかしカラーやデザインは小さい目のサイズで見た感覚と、外壁などの大きいサイズでは感覚の相違が生じてきます。
いわゆる色の面積効果です。
また業者との打ち合わせは塗装業者の応接室など、室内で行うことが多いと思いますが、その際の室内の照明などの影響もあって、実際に見たカラーと外の太陽光の影響を受けたカラーとでは、イメージが変わってきます。
そのため仕上がりイメージが大きく違う、といったトラブルに繋がっていくのです。
そのような仕上がりでのトラブルを避けるためにも、なるべく大きい色見本帳を使用する、あるいは同じカラーやデザインで仕上がった外壁を見ることが大切です。
カラーによっては小さい色見本帳以外にA4サイズなどの色見本帳もありますので、小さ目の色見本帳で気に入ったものがあったら、できる限り大きな色を外壁に当て、太陽光の下で見ることをおすすめします。
・職人のスキルによるトラブル
外壁塗装の事前の打ち合わせをきちんとしても、実際に工事をしてくれる業者(職人)のスキルが低いと、希望通りの仕上がりにはならないでしょう。
外壁塗装ですが、塗装を行う人は特に資格は必要ありません。
それこそ業者によってのスキルは、ピンからキリと言えるでしょう。
その中から、スキルの高い業者(職人)を探し出すのは容易なことではありません。
これまで何度か塗装の経験があればまだしも、初めての方は業者を選ぶのは大変かもしれません。
大切なことは優良業者に依頼することですので、口コミを参考にしたり、実際に塗装した経験をお持ちの方に相談したりするのもいいかと思います。
・塗装がすぐに剥げるトラブル
外壁塗装では、塗装剥げのトラブルも少なくありません。
塗装がすぐに剥がれる要因としては、「塗膜が剥がれた上から下塗りをしてしまう」、「高圧洗浄した後にしっかり乾かさずに下塗りをしてしまう」などがあります。
これは業者のスキル、怠惰などが原因のトラブルになりますが、塗膜が剥がれてくる原因は下地処理であることが多いです。
そのため実績の多い優良な塗装業者(職人)を選ぶことが、成功へと繋がっていきます。
・職人に対するトラブルあれこれ
職人自体に関するトラブルは、塗装契約と同じように様々なものがあります。
実際のトラブルとしては、「職人の話し声がうるさい」、「喫煙マナーが悪い」、「仕事が雑」、「工事車両のマナーが悪い」、「敷地内の私物を勝手に使ったり壊したりする」、「様々な場所に塗料が飛び散った」などです。
職人についてのトラブルも塗装契約と同様に、工事前に業者との打ち合わせをしっかり行うことで防げるものが多いです。
何回注意しても改善されない場合や、あまりに悪質な場合は然るべき手段を取る必要があるでしょう。
悪質な職人に当たった場合は、まずは契約した塗装業者にそのことを説明して、職人を替えてもらうなどの対応をしてもらいましょう。
・万が一トラブルに遭ったら
外壁塗装では様々なトラブルが起こりますが、万が一トラブルに巻き込まれたら早めに対処することが大事になります。
その外部機関のひとつに挙げられるのが、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」です。
こちらは国土交通大が指定している機関で、住宅全般のトラブルの相談に応じてくれます。
外壁塗装でいただいた見積書や、悪徳業者の確認などの相談にも乗ってもらえるなど、とても心強いと思います。
相談は原則1時間で、電話相談が無料でできます。
また弁護士や建築士を紹介してもらうことも可能で、対面での相談にも対応してくれますし、こちらも1時間の無料相談になります。
最近のテレワークの普及もあって、こちらでもWEB会議システムを取り入れており、Zoomなどにも対応してくれるので便利です。
外壁塗装のトラブルに遭っている方、業者に相談しても埒が明かない方は、一度住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談してみるといいでしょう。
他には消費者センター (国民生活センター)もあります。
消費者センターは消費者庁が所管している独立行政法人で、消費者全般のトラブルの窓口になっています。
こちらも無料の電話相談が可能です。
消費者センタースのスタッフが、これまで起こった事例を元にトラブル改善のアドバイスをしてくれますが、必要な時は専門家の紹介もしてもらえます。
消費者センターでは対応は平日だけですが、休日は消費者ホットラインもありますので利用してみるといいでしょう。
外壁塗装での職人とのトラブルの事例や、その対策などについて紹介しました。
塗装業者や職人にもよりますが、様々なトラブルが起こる可能性がありますので注意が必要です。
ただ事前の打ち合わせで対処できることがほとんどですので、業者側としっかり協議しておきましょう。