4度塗りが必要になる外壁塗装とは?安い悪徳業者に注意!?

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『4度塗りが必要になる外壁塗装とは?安い悪徳業者に注意!?』となります。

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一戸建てを購入し数年~週十年が経過すると、外壁塗装を行わなければならなくなります。
外壁塗装は家を守るため、長持ちさせるために行います。
外壁故事について調べてみると、30坪の建物でも60万円程度の費用がかかってしまうと言われています。
一般的には足場や人件費の他にも、丈夫な壁となるように塗料が3度塗りされていることで、材料費が高くなってしまいます。
そこで、外壁塗装が3度塗り4度塗りになる理由と、悪徳業者が安い理由について見ていきましょう。

外壁塗装は3度塗りが当たり前

外壁塗装は基本的に3度塗りによって下塗り、中塗り、上塗りで塗装を仕上げてくこととなります。
これが一連の流れとなっていて、外壁塗装にかかる材料費は3度塗りをすることを前提に、見積もりに関しても3度塗りで算出されています。

下塗りでは、中塗りと上塗りの塗料の密着性を高めるために行われるもので、金属部分に下塗りを行う場合は錆止め塗料としての効果も期待できます。
中塗りは仕上げ用の塗料を使って仕上げていき、上塗りでは中塗りと同じ材料を使い、気泡や色ムラ、厚塗りがないようにしっかりと塗り、完璧に乾いたら外壁が完了となります。
色ムラや厚塗りがある場合は塗装の効果が弱まってしまうため、良質な塗装業者は丁寧に仕上げることを目的として人材を増やして対応してくれます。
外壁塗装ではこの工程によって外壁を仕上げていき、3度塗りを行うのが一般的です。

しかし、中には壁の状態が悪くて4度塗りを勧められることもあるようです。

4度塗りをするときってどんなとき?

4度塗りとなるときは下塗りが2回、中塗り・上塗りが1回ずつとなります。
4度塗りが必要になるケースは塗装面が非常に弱っているとき、塗装面が下地材を吸収してしまうときなどに行われます。
外壁は紫外線や雨によって痛みがひどくなってしまうことがあり、弱った外壁は1度下塗りをするだけでは素材の密着性を高めることが出来ないので、下地を2度塗りして効果を高めていきます。
また、屋根や南西方向の壁などは、特に紫外線のダメージが大きいと思われるので、4度塗りに仕上げの工程を加え、計5回塗りとなることもあります。

しかし、塗料はただ塗る回数を増やせばいいというものではなく、塗料が持っている効果を高めるためには材料の濃度やムラのない外壁にする必要があります。

格安を売りにしている悪徳業者とは?

通常、60万円程度の費用がかかってしまう外壁塗装が、安くできるとしたらあなたはどうしますか。
家の持ち主となる人は外壁に関しての知識が少ないため、安ければ安いほうがいいのではないかと考える人もいます。
しかし、悪徳業者の手口としてはお得感を出して騙そうとするので、費用だけで外壁塗装をしてもらう業者を選ぶのは危険です。
おいしい話には裏があるように、安さを売りにしている外壁塗装には何か秘密があると、疑ってかかったほうがいいでしょう。
悪徳業者が安い価格で外壁塗装が出来る理由は、質の悪い塗料を使用していたり、通常3度塗りする外壁を2度塗りで仕上げたり、手抜きをされてしまうこともあります。
質の悪い塗料が使用されていたり、2度塗りで仕上げられてしまった場合は、数ヵ月程度で塗料が剥がれてしまう可能性が高くなります。

また、見積書の金額は安いのですが後から追加料金を請求されたというケースもあるので、見積書の金額をうのみにしないようにしましょう。

質の悪い塗料とは?

塗料によっては耐用年数が長い良質なものもあるのですが、悪徳業者が使用するのは安くて耐用年数が短いもので費用を抑えようと考えることが多いです。
見積書ではフッ素塗料などと記載されていたとしても、実際に使用する塗料はアクリル塗料という可能性が高いです。
見た目では何の塗料なのかを見分けることが出来ないので、質の悪い塗料で騙されてしまうことが多いです。
また、悪徳業者によっては「オリジナルの塗料を使うことで費用を安く抑えられますよ」というところもあるのですが、オリジナル塗料は一般には流通していないのでこういった手口に騙されないようにしましょう。

人件費や材料費を削って安くしているという悪徳業者

外壁塗装の人件費は約30%、材料費も約30%と言われています。
これらを削って安くするという場合は、手抜き工事を行う可能性が高いです。
配置する人材が減ることによって、少ない人数で1件分の建物を塗ることとなるので、仕上がりが雑だったり、塗装にムラがあったりすることもあります。
塗装にムラがあると塗料が持っている効果を十分に発揮できなくなり、数ヵ月程度で剥がれ落ちたり、ひび割れを起こしてしまうこともあります。

また、材料費を削るということは、、3度塗りを2回で済ませてしまう可能性もあります。
3度塗りをすることで外部からのダメージを受けにくくするのですが、2回で済ませられてしまった場合はダメージを受けやすくなり劣化の原因となるので注意しましょう。
これでは、どんなに安く外壁塗装を行ったとしても、家が劣化してしまう可能性があるので信頼できる業者に依頼をしましょう。

外壁塗装は値段だけで決めないことが大切

外壁塗装は高額な費用がかかってしまうのですが、そのぶん品質や技術が伴ってくるので安心安全と言えるでしょう。
品質や技術の高い外壁塗装を受けることが出来れば、数ヵ月程度で塗料が剥がれてしまうということがなく、耐用年数までしっかりと家を守ってもらえますよ。
外壁塗装をしっかり行えば長く住み続けられる家となるので、安さを重視して悪徳業者に引っかからないようにしましょう。

外壁塗装では複数の見積を出すのがおすすめ

外壁塗装を考えたとき、1社で決めて費用の見積もりを出してもらうことが多いと思います。
しかし、1社で決めて見積を出してしまうと、良質な塗装業者であっても損をしてしまう可能性もあるので、複数の見積を出して比較するのがおすすめです。
大幅に安い業者は疑う余地があるのですが、良質な塗装業者でも通常より数万円程度安く塗装をしてもらえることもあるのでいろんなところから見積を出しましょう。
見積を出すときは、厳選された良質塗装業者のみが登録されている、「外壁塗装駆け込み寺」のサイトを利用し見積もりを比較しましょう。

仮に、契約前に怪しいと思ったが、押し切られてしまい納得できない契約を結んでしまったという場合は、クーリングオフ制度を利用して契約から8日以内に手続きを済ませましょう。
クーリングオフ制度を利用すれば、すでに契約してしまった外壁塗装も無効にしてもらえますよ。

まとめ

このように外壁塗装は3度塗りを行うのが一般的なのですが、安さを売りにして2度塗りを行う悪徳業者もいます。
外壁塗装の効果を最大限に引き出すためには、3度塗りまたは4度塗りで外壁を強化させなくてはなりません。
外壁塗装では安さを重視してしまうと足元をすくわれてしまうので注意しましょう。

外壁はたくさん塗ったほうがいいと思うこともありますが、4度塗りを行うのは塗装面が非常に弱っているとき、塗装面が下地材を吸収してしまうときとなります。
悪徳業者によっては4回塗る理由を答えられないこともあり、「オリジナル塗料で4度塗りをする」というだけで、たくさん塗料を塗って高額な費用を取るということも考えられます。
4回塗る理由がしっかりと答えられない業者は選ばず、良質な塗装業者に外壁塗装を依頼しましょう。

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