フッ素塗料のデメリットとは?
真実をお答えします

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『フッ素塗料のデメリットとは?
真実をお答えします』となります。

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外壁塗装を行う際に、選択に悩むのが塗装に使用する塗料ではないかと思います。

塗料の種類は様々で、それぞれに特徴を持っており、そのひとつに挙げられるのが「フッ素塗料」です。

他の塗料と同じように、フッ素塗料にもデメリットがありますが、どれが本当のことなのかを知っておきましょう。

フッ素塗料の特徴

屋根塗装や外壁塗装を行う際に、気になるのが塗装に使用する塗料の種類ではないかと思います。

塗料には様々な種類がありますが、その中でも優れているのが「フッ素塗料」と言われています。

フッ素塗料には次のような特徴があります。

①耐久性と耐候性に優れている

フッ素塗料の大きな特徴のひとつが、耐久性と耐候性の高さです。

外壁にしっかり密着することから、長い間風雨などに晒されても、隙間を作ることなく家をしっかりガードしてくれます。

現在、主流と言われているシリコン塗料の耐用年数は10~15年と言われていますか、これがフッ素塗料になると、耐久年数は外壁で15~20年、屋根の場合でも12~15年程度は持ちます。

さらに紫外線から屋根や外壁を防止してくれますので、数々のダメージからしっかり守ってくれるのです。

いわゆる耐候性ですが、この点が高いのもフッ素塗料の魅力のひとつと言えるでしょう
フッ素樹脂は炭素とフッ素の結合がとても強固であるため、紫外線によるダメージを受けにくいのです。

他の塗料では紫外線の影響で色あせや劣化の進行が早い中、フッ素塗料であれば、その進行を抑えることが可能になります。

②親水性に優れている

フッ素塗料は親水性に優れている、とも言われています。

親水性というのは水に濡れやすく、密着しやすい性質のことです。

空気中には様々な埃や排ガスが舞っていますが、たとえそれらが塗膜に付着したとしても、高い親水性があるので大丈夫です。

フッ素塗料の表面は、雨が降ると汚れを自然に落としてくれる効果を期待でき、これが低汚染性と呼ばれています。

③防藻性や防カビ性に優れている

フッ素塗料の塗膜は、防藻性や防カビ性に優れています。

そういうこともあって、北側にある屋根や外壁など太陽光線があまり当たらないようなところや、湿気がこもりやすい場所でも、藻やカビの発生を抑えてくれるのです。

カビや藻が付着しても、それで建物の美観が損なわれることはありません。

④耐摩耗性や耐薬品性に優れている

フッ素塗料は耐摩耗性が高いのが特徴で、それによって長期間光沢を維持してくれます。

特に光沢保持力が非常に優れていることから、光沢は20年経過しても10%ほどしか減少しないと言われているのです。

フッ素塗料の耐薬品性ですが、これは近頃問題になっている酸性雨にも強い効果を発揮してくれます。

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料には多くのメリットがありますが、デメリットについてはどうなのでしょうか。

他の塗料にもデメリットがありますので、フッ素塗料について気になる人もいると思います。

結論から言えば、フッ素塗料のデメリットはたったひとつしかありません。

それが価格です。

フッ素塗料は値段が高いというのが、何よりものデメリットになるのです。

実際にどの程度高いのか、他の塗料と比較してみると解かりやすいと思います。

同じ塗料メーカーで、同条件のJIS規格を取得しているシリコン塗料とフッ素塗料とを比較してみると、クリーンマイルドとシリコCRがそれぞれ29,700円、一方でクリーンマイルドとフッソCRは、それぞれ64,300円と、単純に倍以上の差があります。

一缶あたりの塗料の価格の差は約2倍となっており、例えば塗装工事で4缶全てを用いるとすれば、シリコン塗料は約120,000円、フッ素塗料は約260,000円になります。

値段だけで判断すると、果たしてフッ素塗料を使うメリットがあるのか、判断に迷うところだと思います。

フッ素塗料は高額になりますが、長持ちするといったメリットが多いことは間違いありません。

塗料の重要性とも言える耐久性のメリットが多いことから、それだけ費用対効果が良いことになります。

短期的に見るともちろん料金が高くつきますが、屋根の塗装や外壁塗装は長期的な観点から考えることが大切です。

そのため長期的に考えるだけで、フッ素塗料のコストパフォーマンスは非常に優れていると言えるでしょう。

フッ素塗料で仕上げた家であれば、考え方によっては今までデメリットであったこともメリットに変えることができます。

フッ素塗料のデメリットの詳細

フッ素塗料の唯一のデメリットは価格が高いことです。

しかし、巷ではそれ以外のデメリットも囁かれているようですが、実際のところはどうなのか、気になる人もいるでしょう。

ネットの情報サイトなどには、フッ素塗料についての様々な書きこみを見られます。

例えば「フッ素塗料の塗膜は硬くて割れやすい」、「フッ素塗料で塗装工事を行うと次回の塗り替えが難しくなる」、「フッ素塗料は一般的な住宅には向いていない」などです。

このように色々な書きこみを見ることができますが、結論から言うと、それらは全てガセやデタラメと言えるでしょう。

そのような情報がどこから出てきたのか、その真相も気になるところです。

ネット上の書きこみがデマであることを、ひとつずつ検証する必要があります。

まずはフッ素塗料は塗膜が硬くて割れやすいという点として、一見そのように言われると納得する人もいるかもしれませんが、それは誤りです。

よく考えてみれば分かると思いますが、そもそもそこまで硬い塗装であれば、製品としての利用価値はなく、市場に出回ることもないはずです。

地震などの揺れについては、どの塗料であってもヒビ割れは起こりますし、「フッ素塗料なので割れやすい」ということはありません。

次はフッ素塗料で塗り替えすると次回の塗り替えが難しくなるについてですが、こちらもあり得ないことです。

そもそも塗り替えが困難な塗料であれば、公共工事などに採用されることもないでしょう。

フッ素塗料というのは、これまで70年以上という歴史を誇る優れものです。

塗り替えに適さない塗料であれば、今頃はどこに言っても見ることはできなく、使用禁止の塗料になっているはずです。

最後は、フッ素塗料は住宅の塗装に向いていないについてですが、これはすぐにデマだと分かるでしょう。

フッ素塗料自体が、今では住宅塗装の業界においても、一般的になりつつあるのです。

しばらくシリコン塗料が主流でしたが、最近はフッ素塗料に乗り換える人も増えてきているようです。

確かに今から20年くらい前は、塗料の値段の高さが選択のネックになり、一般住宅でもそれほどの需要を期待できませんでした。

費用対効果の面を気にして、他の塗料を選ぶ人が多かったようですが、現在では比較的安い値段でフッ素塗料を使用できるようになるなど、十分な費用対効果を見込めるようになりつつあるのです。

大手メーカーのセキスイハイムやヘーベルハウスなども、フッ素塗料を提案しているようです。

フッ素塗料にもデメリットがありますが、実際のところは価格の面が唯一のデメリットと言われています。

ネット上には他のデメリットの書きこみがありますが、それらはデマですので信用しない方がいいでしょう。

最近は一般住宅でもフッ素塗での外壁塗装が増えていますので、興味がある方は検討してみるのもいいと思います。

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