外壁塗装を行う費用がないときやってはいけないポイント2

皆さんこんにちは!
アイテックス代表の越川です。

今回も外壁塗装や、屋根塗装に関するアレコレをご紹介していきます!!

今回のテーマは…『外壁塗装を行う費用がないときやってはいけないポイント2』となります。

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悪質な業者は焦らせようとする

外壁塗装工事は、非常に高い費用がかかりますので、慎重に業者を選ぶ必要があります。
我が家の外壁がどれくらいの状態なのかを知ることもせず、急いで工事をしようと考えて、焦りながら業者を選択すると碌なことはありません。
悪質な業者は、住民を脅して契約を急かすようなところもあります。

 

「今すぐに外壁を直さないと、壁が崩れてしまうかもしれません」など、契約を迫られることも珍しくないのです。
しかし既に外壁に巨大なひび割れが入っていたり、穴が空いているような状況でない限り、すぐに崩れるようなことはありません。
ゆっくりと劣化していくものですので、ひと月やふた月で壁が崩壊するようなことは考えられません。

 

営業マンの話を聞いていると、どうしても焦りが出てしまうのが人間です。
そのように話を誘導しているからであり、聞いている側は冷静に判断をすることができなくなってしまいます。
不安が勝れば、少しくらい高い金額になっても、契約をせざるを得なくなるでしょう。

悪質な業者の営業マンは、できる限り相手の気持ちを焦らせ、費用について考える余地を与えないようにテクニックを使って、次々に追い込みをかけてきます。
高い金額を提示した後に、今すぐに契約すると値引きをする、というような営業テクニックも使用します。
200万円の外壁塗装が、今なら100万円と言われれば非常に安く感じることでしょう。

しかしその100万円でも、実際の相場と比べると非常に高い可能性があり、施工も手を抜いて行われる可能性があります。
信頼できない施工にお得だからという理由で100万円を支払ったはいいものの、後になってから問題が発覚するというケースも珍しくないようです。

 

消費生活センターには、そのような相談が後を絶ちません。
このような被害はたくさんあり、リフォーム関係の問題だけでも毎年6000件を超えると言われています。
悪質な業者が格安にできる理由として挙げるものには、以下のような話があります。

 

〇モニター料金で行います
〇こちらの住宅を地域の広告にさせていただきます
〇特別に足場が安く手に入ります

 

営業マンの話は、このような営業トークを駆使しながら説明します。
その話に魅了され、焦って思わず契約することのないように気をつけましょう。
このような手段は本来、訪問販売会社の常套手段でしたが、最近では一般的な塗装業者の作業員のような方も、同じ形で勧誘してくることがあります。
店舗経営をしていても、注意をしておきましょう。

 

外壁塗装を行うことを考えて業者を選ぶ際には、まずは落ち着いて考える必要があります。
家族と相談をしたり、知恵袋などで質問をするのもいいでしょう。
一括見積りサイトなどもネットにはありますので、それらを駆使しながら調べても良いかもしれません。

工事に手を抜くと塗装は長く持たない

外壁塗装の工程には外壁の洗浄から下地の処理、養生作業、塗装など様々なことがあります。
できる限り安い金額で施工を行うのであれば、あまり良い結果を招きません。
塗料は数年もすれば剥がれる可能性があり、また塗装を行う必要があるからです。
外壁塗装を行うための費用が安いからと言って、以下のようなことはしてはいけません。

 

〇塗装を二回するべきところを、一回だけにする
〇高圧洗浄をしない
〇足場代を削ってハシゴなどで行わせる
〇コーキングをDIYで行う

 

こういったことをせず、全ての工程を業者に任せましょう。
外壁塗装の寿命を長く持たせるためには、間違いのない業者を選ぶことが大切です。
外壁の色や要望などを伝えて、残りの方法はその業者に任せた方がいいでしょう。

優良な業者ほど、外壁の状態などを確認します。
周囲の住宅との距離や庭の広さなども調べますし、適切な状態を選んで間違いのない塗料や工法を選びます。
そのため顧客にも適切な費用を求めますし、不当に安くしたり高くするようなこともありません。

そういった点を考慮せずに、施主が費用を安くするように要求すると、塗膜が外壁にしっかり付くことがなく、あまり寿命が長くはないでしょう。
大金を投じても、工事をした意味がなくなってしまうでしょう。

悪意のある業者になると、わざと工程を省くようにそそのかしてきます。
しかし省いても良い工程というのは、外壁塗装工事にはありません。
細かい工程についても知っておく必要があるでしょう。

品質の悪い材料を使うと住宅に被害が及ぶ

品質が悪いものは、本来住宅のリフォーム工事などに使用することは許されません。

◆品質の低い塗料は長く持たない

品質の低い塗料を使うことは、あまり良くありません。
塗料のグレードとして、最も低いものはアクリル塗料になります。
塗料に関しては、このグレードが非常に大切な指標になり、高くなるほどに耐久性も高くなると言われています。
逆ももちろんで、低いグレードの塗料は耐久性も低くなるのです。

最近ではシリコン塗料が主流となりますが、こちらは30坪で大体87万円くらいです。
最も安いアクリル塗料は、30坪で大体60万円です。
費用としては多少上がることになりますが、倍になるわけではありませんし、何より住宅自体の耐久性が上がることは将来的にかかる費用を先延ばしにできます。

耐用年数としては、アクリル塗料が5年と言われているのに対して、シリコン塗料は10~15年ですので、その価値は高いと言えるでしょう。
塗料自体の料金も、施工にかかる費用の2~3割にも満たないため、塗料代をもったいないと思うことはありません。
できることなら、さらなる塗料のグレードアップを図ることを考え、フッ素塗料などを選択肢に入れてもいいかもしれません。
外壁は長期間守ってもらえた方が、住宅にとっても良いからです。

費用だけを見てアクリル塗料を選択すると、僅か5~8年もすれば再塗装が必要になりますし、それを怠ると住宅自体が劣化を始めます。
塗料の種類には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料と様々な種類がありますが、主流として使われているのが、10~15年の寿命を持つシリコン塗料です。

費用的には非常に高額ですが、フッ素塗料は住宅の寿命を素晴らしく延ばすことができます。
外壁を長期にわたって保護したいと望むのであれば、フッ素塗料を選ぶことが望ましいです。
ただ本来であれば、住宅の状況に応じた塗料や施工を行う必要があります。
しっかりした業者を選択すれば、費用なども加味してどのような施工が望ましいのかを教えてくれるでしょう。

◆費用を下げると悪いものになる可能性がある

品質の悪い材料としては、粗悪な材料を指しています。
外壁塗装を行う塗料やコーキング材などには、使用するための方法が存在します。
正確な量で混ぜ合わせたり、正しい時間乾燥をさせるなど、守らなければならないことはたくさんあります。
主材と硬化剤は適切な量を守って攪拌しなければなりませんし、混ぜ合わせたら徐々に固まっていくことから、素早く外壁へ塗らなければいけません。

さらには以下のことも重要です。

 

〇塗料を次の日まで残してはいけない
〇重ね塗りをするときには乾燥の時間を守る
〇乾燥させる時間も気温や湿度によって異なる

 

しっかりした業者であれば、これらについては問題なく行ってくれるでしょう。
塗料の説明書などにも書かれていることですが、守っている業者でなければ安心して任せられないでしょう。
悪質な業者は、このような点についても解かっているはずですが、少しでも費用を浮かせるために手を抜いてしまいます。

分量などを量らない業者は、攪拌もしっかりしないかもしれませんし、乾燥する時間なども守るかは解かりません。
人件費や工程の短縮を行うためにわざと抜くことに悪気がない業者もあります。
このような状態で工事を行っても、しっかりした塗装が行われる可能性も低くなり、結果として外壁を適切に守ることはできないかもしれません。

塗りムラができたり、僅かな時間で塗膜が剥がれたり、チョーキング現象が起きたりすることもあるでしょう。
品質の悪い素材を使ったり、工程を省くことのない業者を選ぶ必要があります。
あまりにも安い費用で済ませようとする業者とは、契約をしないことが望ましいと言えます。

一部分だけの補修作業は費用が高くなる

外壁塗装工事は、通常は屋根塗装と一緒に行うものです。
何故なら、塗装工事を行う際に必要となる足場代も、非常に高価だからです。
足場を設置したら屋根と外壁を同時に塗装すれば、一度に済ませることができますし、その分の費用を浮かせることができます。

外壁だけを塗装しても、屋根を塗装するときには別に足場が必要になることから、余分な費用がかかります。
逆もまた同じ理屈になり、どちらにしても二倍の足場代が必要と言えるのです。
それを避けるためにも、外壁塗装と屋根塗装は同時に行うことが求められます。
どちらかの塗装だけを行うというのは、滅多に行われることではありません。

外壁と屋根を別々の塗料で塗ったとき、例えば7年の耐用年数を持つウレタン塗料と、20年の耐用年数を持つフッ素塗料を使用していたら、ウレタンを7年後に塗り替えると次のフッ素は10年以上先に塗り替えが必要となる場合など、が該当します。
ただ実際には、屋根と外壁に塗る塗料が全く異なるものになることはありません。

基本的には同じ塗料で塗りますので、そのようなことはほとんどあり得ない話です。
時折、北側の壁面など、太陽光が当たりにくい面に藻やカビが発生し、その部分だけを塗り替えるということもあるでしょう。
当然ですが、外壁は全面で同じ塗料を使用すると思いますので、足場代などの関係上できるだけ同時に塗装をした方が良いと言えます。
足場代の費用だけでも、レンタルなどでも一度に20万円くらいはかかることを考えると、安くはないでしょう。

節約をするということでも、短いスパンで足場代をかけるより、一度にまとめて施工を行った方がいいかもしれません。
さらには一面だけを塗り替えると、見る方向によって外壁の色が異なることになります。
住宅の見た目に気をつける人にとっては、これはあまり良い方法とは言えないでしょう。

DIYで外壁塗装を行う際には知識が必要

費用がかかるから、という理由で住宅のリフォーム工事をDIYで行おうと考える人もいると思います。
その中には、外壁塗装も含まれるでしょう。
基本的にDIYというのは日曜大工の類ですので、1人または2人で行うことがほとんどです。

しかし本来の外壁塗装は、熟練の職人が複数で行います。
足場の設置から外壁の高圧洗浄、下地の処理、塗装を皆で一緒に行うことになります。
効率を考え重要なことを優先し、手分けをしながら塗装工事は行われますので、簡単なことではありません。

外壁塗装専門の業者であれば、手分けをして2週間もあれば終わります。
しかし素人が少ない人数で施工をするなら、3ヶ月以上はかかるでしょうし、業者が塗装をすれば10年以上は持つ塗装も、素人が行うと数年も経てばダメになる可能性があります。
そうなると再び塗り直さなくてはいけなくなり、費用も再度かかることになるでしょう。

DIYで行うメリットと言えば、できる限り安い金額で外壁塗装を行えるという点だけです。
時間のある人が、趣味がてらに長い時間をかけて行うとしても、塗装に関する豊富な知識を持ち、その技術力を持ち合わせている方以外には勧められません。
もし塗装をした経験がない方であれば、刷毛やローラー、塗料などの道具だけでなく、足場まで全て自分で選んで探して揃えなければなりません。

意外と費用もかかる可能性があります。
何より、安全性に関しては疑問が持たれます。
どんなに腕の良い職人であっても、塗装工事を行っている最中に高所から落下することもありますし、足場を設置する際に電線に接触事故を起こす可能性もあるのです。

実際に死亡事故も起こる工事ですので、素人がおいそれと行うことは難しいでしょう。
費用を安く済ませるために、DIYで外壁塗装を行うことは止めておいた方がいいのです。
一部分だけDIYで行おうと考える人もいますが、コーキングだけを行うのであっても、万全のタイミングを図ることは難しいでしょう。

まとめ

外壁塗装工事というのは金額的には非常に高価ですので、できる限り費用をかけないようにと考える人もいるでしょう。
ただ安全面を考え、品質的に納得できる施工を目指すのであれば、やはり専門の業者にお願いする方がいいでしょう。
その際にかかる費用も、できれば安くし過ぎないことが大切です。
大切な面を省いてやってはいけないことをすると、逆に損をするかもしれません。

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